社会

2023.09.13

韓国戦争参戦碑の建立について議論する、国家報勲部の朴敏植長官(左から2番目)=11日(現地時間)、ドイツ、国家報勲部

韓国戦争参戦碑の建立について議論する、国家報勲部の朴敏植長官(左から2番目)=11日(現地時間)、ドイツ、国家報勲部


[イ・ダソム]

韓国がドイツ初の韓国戦争参戦碑の建立を支援する。

国家報勲部は12日、「韓国戦争当時、医療分野を支援したドイツで初めて推進されている『韓国戦争参戦碑』の建立を支援することにした」と発表した。

同部によると、朴敏植(パク・ミンシク)長官は11日(現地時間)、ドイツ・ベルリンのドイツ赤十字社事務局で、同国のロイター事務総長と面会し、韓国戦争当時のドイツからの医療支援に謝意を表し、参戦碑建立について議論した。

ドイツは1953年4月、医療支援団の韓国派遣を決定した後、1954年5月から1959年3月まで、釜山に西独赤十字病院を設立して医療技術を伝授するなど、韓国医療の発展に大きく貢献した。

2018年に韓国戦争・医療支援国に含まれた後、ドイツ赤十字社はドイツが韓国戦争に参戦したということを知らせるため、赤十字社内の参戦碑建立を推進していた。

朴長官は「参戦の歴史で結ばれた両国の連帯を、後世に引き継げるようにするのが報勲の役割」とし、「ドイツで初めて推進される参戦記念施設の建設を、韓国政府が積極的に支援する」と約束した。

dlektha0319@korea.kr