韓国文化授業を受ける外国人住民ら=華城市外国人福祉センター公式フェイスブック
[アフメットジャヴァ・アイスル]
統計庁が17日に発表した「2024年 移民者滞在実態及び雇用調査の結果」によると、韓国に住む外国人の就業者数は101万人を記録した。昨年より8万7000人増え、統計を取り始めて以来、初めて100万人を突破した。
同調査は、今年5月の時点で、15歳以上の移民者のうち韓国に91日以上滞在した外国人を対象に行われた。移民者とは、外国人と帰化許可者の通称のこと。
外国人労働者が受け取る月平均の賃金は、「200万~300万ウォン未満」が48万9000人で最も多かった。次いで、「300万ウォン以上」(35万4000人)、「100万~200万ウォン未満」(8万1000人)、「100万ウォン未満」(3万2000人)の順だった。
国籍別で見てみると、ベトナム(18.2%、1万9000人)、韓国系中国(4.7%、1万5000人)などで就業者数が増えたが、中国(-7.7%、-4000人)は減った。
年齢別では、30代の就業者数(33万5000人)が最も多かった。次いで、15~29歳(24万5000人)、40代(18万7000人)、50代(15万人)、60歳以上(9万2000人)の順だった。
韓国生活への満足度は、外国人(84.3%)と帰化許可者(86.2%)両方とも「満足」との回答が最も多かった。
調査対象者である外国人の90.4%は、今後も韓国滞在を希望し、滞在延長の方法としては「滞在期間延長」(61.6%)が多かった。
aisylu@korea.kr