社会

2025.04.18

サンジョン中学校とテオドール・モノド中学校の生徒および教師が、送別会で記念撮影を行う様子=8日、光州

サンジョン中学校とテオドール・モノド中学校の生徒および教師が、送別会で記念撮影を行う様子=8日、光州


[光州=シャルル・オデゥアン]
[写真=シャルル・オデゥアン]

「韓国の学生たちは、温かく歓迎してくれました。とても感動しました。これからも交流が続いてほしいです」

8日、フランスのテオドール・モノド中学校の生徒、ウィアムが伝えたメッセージだ。

7日と8日、テオドール・モノド中学校の生徒15人と、光州のサンジョン中学校の生徒たちが初めて顔を合わせた。

両校は、昨年開催されたパリ夏季オリンピックを控えて、センサンドニ市議会が企画した国際交流事業を通して縁を結んだ。昨年、オンラインで3回の合同授業を行い、オリンピックとパラリンピックの価値やお互いの文化について学んだ。

ハングルの授業で友達と会話を交わすウィアム(中央)=8日、光州

ハングルの授業で友達と会話を交わすウィアム(中央)=8日、光州


韓国の中学校で感じた文化の違いについて質問すると、ウィアムは「教室に入る前に運動靴を脱いで、楽なスリッパを履き替える点」と答えた。

韓国の生徒たちにとっても、フランスの生徒たちとの出会いは特別だった。キム・ジユは「彼らは地球の反対側にある国から来たが、同年代なので共感できる部分がたくさんあった」と話した。

フランスからの生徒たちは2日間、文通相手だった友達と友情を築き、韓国語と体育の授業に参加した。体育の授業ではドッジボールをした。友達の家でキンパ(のり巻き)を作って一緒に食べるなど、韓国の文化も楽しんだ。

フランスからの生徒たちを歓迎するプラカード=光州

フランスからの生徒たちを歓迎するプラカード=光州


今回の交流を計画したキム・ユジン先生は、「世界と交流し、新しい文化を経験し、お互い分かち合うことが生徒たちのためになる」と強調した。

さらに「生徒たちには、生き生きとした経験や学びが大切です。その学びが人生をより豊かにすると信じています。お互いを尊重し、コミュニケーションしながら共感することができ、とても良かったです」と付け加えた。

両校は今後も国際交流を続けていくことを検討している。

caudouin@korea.kr