UNDPが世界193カ国を対象に行った「性不平等指数」調査で、韓国は前年より4ランク上昇し、12位を記録した=アイクリックアート(上記の写真は著作権法に基づき無断転載及び再配布を禁じます)
[チョン・ミソン]
国連開発計画(UNDP)が世界193カ国を対象に実施した「性不平等指数」調査で、韓国は前年より4ランク上昇し、12位を記録した。アジアでは「シンガポール(世界8位)」に次いで2番目だ。
今年、韓国のGIIは0.038点で、昨年の0.062点より0.024点改善された。
GIIは、性不平等による人間開発の損失を数値化した指標である。点数が0に近いほど、男女平等における水準が高いことを意味する。
韓国の女性の経済活動参加率は、前年の55.0%から56.1%へと、1.1ポイント上昇した。
中等教育以上を受けた女性人口の割合も、83.8%から85.0%へと上昇した。国会議員のうち女性の割合も18.6%から19.1%へと上昇した。
青少年の出生率は、人口1000人当たり2.1人から0.5人へと減少した。男女平等の改善に肯定的な影響を及ぼしたと分析される。
今回の調査では、デンマークが1位(0.003点)を記録した。ノルウェーが2位(0.004点)、スウェーデンが3位(0.007点)を記録し、北欧諸国が上位にランクインした。アジアでは、日本が22位、中国が41位だった。
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