ドイツのヤケリネ·レーリングが17日、江原道平昌のアルペンシア・スライディングセンターで開かれた「2016ー2017BMW国際ボブスレー・スケルトン連合(IBSF)ワールドカップ」女子スケルトン競技で力強くスタートをきっている。
100分の1秒の差でメダルの色が決まる冬季オリンピックのそり種目、「スケルトン」。スケルトン強国「ドイツ」の威厳が平昌でもその光が放った。
現在世界ランキング1位のドイツのヤケリネ·レーリング(Jacqueline Loelling)は17日、江原道(カンウォンド)のアルペンシア・スライディングセンターで開かれた「2016ー2017BMW国際ボブスレー・スケルトン連合(IBSF)ワールドカップ」女子スケルトン競技で1位に輝いた。
1回目のレースで52秒93、2回目のレースで52秒75、合計1分45秒68を記録した彼女は、2位のロシアのエレーナ・二キーチナ(Elena Nikitina)に0.3秒、オランダのキンバリー・ボス(Kimberley Bos)に0.35秒の差をつけて優勝した。
ドイツのヤケリネ·レーリングが17日、江原道平昌のアルペンシア・スライディングセンターで開かれた「2016ー2017BMW国際ボブスレー・スケルトン連合(IBSF)ワールドカップ」女子スケルトン競技で1位を確認して拳をぐっと握ってゴールを通過している。
「今回の競技で優勝して本当にうれしい」と述べたレーリングは、平昌スライディングセンターのトラックについて「やはり9、12番コースが本当に難しかった」と述べた。また「来年の平昌オリンピックでうまく滑るためにはこのコースをもっと練習しなければならない」と、「今回の優勝で自信を深め、来年また良い姿で平昌に戻ってくる」と付け加えた。
17日江原道平昌のアルペンシア・スライディングセンターで開かれた「2016ー2017BMW国際ボブスレー・スケルトン連合(IBSF)ワールドカップ」女子スケルトン競技で3位になったオランダのキンバリー・ボスが力強くスタートしている。
韓国のムン・ラヨンは1回目のレースで54秒35を記録、25人の選手中、日本の小室希とともに22位タイとなり
2回目のレース進出には失敗した。スケルトンは1次レースの競技で20位に入った選手だけが2次レースの競技に進出できる。
ムン・ラヨンは「9番コースが難しかった」と、「そのコースで連続してぶつかりかなり失速してしまった」と悔しさをにじませた。しかし「大きい大会で緊張せずに乗れるようにシミュレーションする」と、「来年の平昌オリンピックの際にはトップ3位の中に入るのが私の目標」と平昌を向かって覚悟を固めた。
ソン・ジエ、キム・ヨンア コリアネット記者
写真 ゾン・ハン コリアネット記者
jiae5853@korea.kr
17日江原道平昌のアルペンシア・スライディングセンターで開かれた「2016ー2017BMW国際ボブスレー・スケルトン連合(IBSF)ワールドカップ」女子スケルトン競技で1、2、3位となったヤケリネ·レーリング(中)、ロシアのエレーナ・二キーチナ、オランダのキンバリー・ボスがフラワーセレモニーで記念撮影をしている。
韓国のムン・ラヨンが17日、江原道平昌のアルペンシア・スライディングセンターで開かれた「2016ー2017BMW国際ボブスレー・スケルトン連合(IBSF)ワールドカップ」女子スケルトン競技で疾走している。