人型ロボット「ヒューボ(DRC Hubo)」が聖火リレーを行っている=11日、大田
[ユン・ソジョン、イ・ギョンミ]
[写真=聨合ニュース]
「2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック(平昌冬季オリンピック)」聖火リレーで、人型ロボットがランナーを務めた。このロボットは「ヒューボ(DRC Hubo)」。
オリンピックの聖火リレーでロボット自体がランナーとなったのは初めてのことで、ヒューボは11日、大田市の韓国科学技術院(KAIST)で約200メートルを走った。
ヒューボは2015年、米国の国防高等研究計画局が主催する災害救助用のロボット競技大会である「DARPAロボティクス・チャレンジ」で優勝した。
聖火はヒューボに続いて、UCLAのロボット工学者のデニス・ホン教授、ヒューボの開発者であるKAISTのオ・ジュノ教授、そして搭乗型ロボット「FX-2」に次々と渡された。
「FX-2」は、オ教授の研究チーム「ヒューボ・ラボ(Hubo Lab)」と、創業企業「レインボー・ロボティクス(Rainbow Robotics)」が、平昌冬季オリンピックの聖火リレーのため共同開発し、同日に初公開された。
韓国科学技術院(KAIST)のオ・ジュノ教授(左)が、搭乗型ロボット「FX-2」を操縦したイ・ジョンジェ君に聖火を渡している=11日、大田
5日から忠清南道(忠南)の扶餘(プヨ)を皮切りに、泰安(テアン)・瑞山(ソサン)・公州(コンジュ)など百済文化が残っている地域を中心に行われた聖火リレー。12日に保寧(ポリョン)、13日と14日には世宗(セジョン)特別自治市・牙山(アサン)・天安(チョナン)などで行われる。
瑞山磨崖三尊仏の前に到着して記念撮影をしている聖火ランナー=7日、忠清南道・瑞山
百済時代の将軍姿をした聖火ランナーが聖火リレーを行っている=5日、忠清南道・扶餘
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