「2018平昌冬季パラリンピック」の閉会式=18日、江原道・平昌
[ゾン・ハン、イ・ギョンミ]
[写真=聨合ニュース]
「2018平昌冬季パラリンピック(平昌パラリンピック)」は18日、江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)にある「平昌オリンピックプラザ」で行われた閉会式で終わりを告げた。
国際パラリンピック委員会の(IPC)のアンドルー・パーソンズ会長は、閉会式の挨拶で韓国語で「自分を誇りに思ってください」と述べた。
亡くなった「車いすの天才物理学者」のスティーブン・ホーキング博士について触れ「(ホーキング博士は) 足元ではなく星を見よと言ったが、この10日間、平昌では星星が明るく輝いていた」とし選手を称えた。また「(平昌パラリンピックは)全ての基準から史上最高の大会だった」とし、「次回の北京大会の基準を高めた」と付け加えた。
「2018平昌冬季パラリンピック」閉会式で観衆席に向かって挨拶している文在寅大統領=18日、江原道・
閉会式では、聴覚障害者バレリーナ・視覚障害者のピアニストなどが「私たちが世の中を動かす」とのテーマで文化公演を披露した。
また、2022年に大会を開催する中国の障害者芸術団員は「2022、私は飛びたい」とのテーマで公演を行った。
この日のハイライトは、30年前に韓国から始まった「黄年代(ファン・ヨンデ)功績賞」の授賞式だった。
同賞はソウル夏季大会当時、小児まひを克服し医師として活躍してきた黄氏が国際パラリンピック委員会(IPC)に賞金を寄付し制定された。パラリンピック選手たちの勇気・決断・挑戦精神と意志を世界に伝えた男女に授与する。平昌ではフィンランドのシニ・ピュ選手、ニュージーランドのアダム・ホールが賞を受け取った。
パラリンピック旗が下ろされ、パーソンズ会長により中国北京の陳吉寧市長に手渡された
続いて、聖火が消え、熱戦に幕が下ろされた。
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