PGAツアー「ウィンダム選手権」に臨むキム・ジュヒョン=7日、米ノースカロライナ州、聯合ニュース
[カン・ガヒ]
PGAツアーの「ウィンダム選手権」の最終日が7日、米ノースカロライナ州のセッジフィールドCCで行われ、20歳の韓国選手キム・ジュヒョンがツアー初優勝を飾った。
2002年生まれのキムは、2000年以降に生まれた選手のうち、初めてPGAツアーで優勝し、韓国人の優勝者のうち最も若い。
第2次世界大戦以後のPGAツアーにおいて、20歳1カ月17日で挙げたキムのこの優勝は、2013年のジョディア・クラシックを19歳10カ月で制したジョーダン・スピースに次ぐ若さ。
キムはこの日、1イーグル8バーディ、1ボギーの「61」をマーク。2位に5打差をつけるトータル20アンダーで優勝し、賞金131万4千ドルの主人公となった。
キムは、まだ正式メンバーになる前段階の「スペシャル・テンポラリー・メンバー」資格のまま今大会に臨んだが、今回の優勝を受け、正式なツアーメンバーとして認められ、プレーオフ・シリーズへの出場資格を得た。世界ランキングも先週の34位から自己最高の21位にランクをあげた。
ウル生まれのキムは、フィリピンとオーストラリア、中国、タイでゴルフを学んだ。
キムは2018年にプロデビューし、2020年韓国プロゴルフ(KPGA)コリアンツアー2回目の出場となった群山(グンサン)CCオープンで優勝した。この大会の優勝で、コリアンツアープロ選手のうち最年少優勝、KPGA入会後、最短期間で優勝(3カ月17日)という記録を達成した。
キムは、PGA優勝者のうち、韓国選手としては9人目となる。キムの前に優勝した8人は、チェ・ギョンジュ、ヤン・ヨンウン、ベ・サンムン、ノ・スンヨル、キム・シウ、カン・ソンフン、イム・ソンジュ、イ・ギョンフン。
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