晩餐会でサッカー韓国代表と記念撮影する尹大統領夫妻=8日、ソウル、大韓民国大統領室
[チョン・ジュリ]
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫妻は8日、サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で決勝トーナメント進出を果たした韓国代表を招き、晩餐会を開いた。
青瓦台(旧大統領府)の迎賓館で開かれた晩餐会には、ベント監督や21人の選手団、コーチ陣、サポートメンバーらが参加した。
尹大統領は「折れない心で最後まで挑戦を続けた選手たちの姿に感動した」とし、「選手の皆さんは私たちにとってW杯優勝チームだ」と述べた。
「折れない心」とは、2日(現地時間)にポルトガル戦で逆転勝利した後、記念撮影をする際に手に持っていた太極旗(韓国の国旗)に書かれていた言葉だ。
尹大統領は「サッカーは世界共通の言語であると同時に、歌であり踊りでもある」とし、「皆さんはアスリートを超え、平和の伝道師であり、苦しんでいる人々に癒しと希望を与えてくれる」と強調した。
続けて「2026年のW杯大会では、さらに良い条件の下で選手の皆さんが試合できるよう、大統領として積極的に支援する」と述べた。
乾杯の挨拶をする尹大統領=8日、ソウル、聯合ニュース
韓国代表のキャプテンを務めるソン・フンミンは「選手たちはこれからも、今回のこと(決勝トーナメント進出)を忘れず、もっと良い結果が出せるよう、また、韓国をもっと輝かせるよう努力するので、今までのように応援してもらいたい」と答えた。
金建希(キム・ゴンヒ)夫人は「4年間、一つの目標に向かって一緒に汗を流した結果、ベスト16入りという実を結んだ」とし、「国家代表として責任を持って、国民の熱い応援に答えてくれたことに、ファンの一人として感謝する」と話した。
この日、ソン・フンミンとイ・ガンインは選手団を代表し、選手たちのサイン入りのサッカーボールとユニフォームを尹大統領夫妻にプレゼントした。
尹大統領は「Again Korea W杯カタール大会 決勝トーナメント進出 おめでとう」と書いて署名したユニフォームをソン・フンミンにプレゼントした。また、選手サイン入りのサッカーボールを胸トラップした。
晩餐会で記念撮影をする尹大統領夫妻、ソン・フンミン(右)、イ・ガンイン(左)=8日、ソウル、大韓民国大統領室
自身がカタール大会で着用していたキャプテンマーク(腕章)を尹大統領の腕に巻くソン・フンミン=8日、ソウル、聯合ニュース
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