閉会式で太極旗を持って入場する韓国選手団の旗手チェ・ヨンボム選手=8日(現地時間)、フランス・パリ
[キム・ヘリン]
[写真=大韓障害者体育会]
パリ・パラリンピックの閉会式が8日(現地時間)に行われ、12日間の大会に幕が下ろされた。
今大会は、168の国・地域、それに難民選手団から4567人が参加し、22競技・549種目が実施された。
金メダルを獲得して胴上げされるボッチャのチョン・ホウォン=2日(現地時間)、フランス・パリ
韓国は17競技に83人の選手(男子46人、女子37人)が出場し、金メダル6個、銀メダル10個、銅メダル14個を獲得した。 韓国がパラリンピックで金メダルを6個以上獲得したのは、2016年のリオデジャネイロ大会以来8年ぶりのこと。
チョン・ホウォンは、ボッチャ男子個人(運動機能障害・脳性まひBC3)で金メダルを獲得した。これを受け、韓国勢はボッチャでパラリンピック10連覇を果たした。
射撃では、パク・ジンホがR1男子10メートル・エアライフル立射(運動機能障害SH1)とR7男子50メートル・ライフル3姿勢(運動機能障害SH1)で金メダルを獲得し、2冠王に輝いた。P1男子10メートル・エアピストル(運動機能障害SH1)個人では、チョ・ジョンドゥが金メダルを獲得した。
試合に臨む車いす女子エペ個人のクォン・ヒョギョン=6日(現地時間)、フランス・パリ
初めてパラリンピックに出場した車いすフェンシングのクォン・ヒョギョンは、女子エペ個人(障害A)で銀メダルを獲得した。車いすフェンシングで韓国勢がメダルを獲得したのは、1996年のアトランタ大会(銅メダル)以来28年ぶりのことだ。
閉会式では、新任の国際パラリンピック委員会(IPC)の選手委員らが紹介された。韓国からは、元パラ・ノルディックスキー選手のウォン・ユミン氏が選ばれた。
国際パラリンピック委員会(IPC)選手委員に選ばれたウォン・ユミン
kimhyelin211@korea.kr