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「ヨコハマダンスコレクション」は、1996年にはじまり今回で節目となる30回目を迎えます。約500名の振付家を世界に送り出した公募型コンペティションのほか、近年の受賞者による公演、世界的に活躍する振付家の新作、海外のフェスティバルとの連携など、多彩なプログラムで構成されます。
30回目となる今回は、横浜・ソウル・香港の3つのダンスフェスティバルが専門性とネットワークを共有して2017年から展開している「HOTPOT 東アジア・ダンスプラットフォーム」を同時開催します。
日程:2024年11月28日(木)~12月15日(日)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜にぎわい座 のげシャーレ、KAAT神奈川芸術劇場
★韓国からの参加アーティスト:
チョン・ミスク舞踊団、ソ・ヨンス<Mujer Dance Company>、クム・ベソプ<Chumpan Yamoo>(以上HOTPOT. Seoul)、キム・ナイ、チョ・ヒョンド(コンペティションⅠ)
HOTPOT. Seoul 2024.12.14(土)16時 @KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ
1)チョン・ミスク舞踊団『Bow』
「Bow」(お辞儀)をテーマとして、振付はこの動作に潜む心理や力関係を考察し、衣裳や小道具を効果的に用いて描き出す。韓国の伝統と文化はコンテンポラリーダンスの枠組において再考察され、変化に富んだドラマとムーヴメントが観客を魅了する。
振付:Misook Jeon
出演:Sdt Byeol Lim、Jumi Lee、Yoon Joo Han、Hong Lee、Jeongeun Lee、Namkeun An、Jongkyung Im、Nara Yoon、Haneul Jung
2)ソ・ヨンス<Mujer Dance Company>『Home within Home』
タイトルの「家の中の家」とは、振付家にとって伝統と近代性の和解と包括の比喩だという。韓国の伝統舞踊(特にサルプリ)から抽出されたムーヴメントはコンテンポラリーダンスとの対話によって形を変え、発展し、新たな振付の美学へ昇華されている。
振付:Yuensoo Seo
演出:Yochan Kang
出演:Soyeon Kang、Mira Jeon、Hayeon Jeong、Sol Jin、Jisoo Yang、Minjoo Kim、Yebeen Song
3)クム・ベソプ<Baeseob Keum>『Worn out』
ソウル拠点の気鋭のカンパニーによる、韓国社会で孤独に暮らす人間をテーマにしたソロダンス5部作の1作品。外界との接触を失ったひとりの男はコミュニケーションの感覚を失い、コンビニ袋に自分を重ね、あらゆる関係に疲弊しやがて擦り切れていく。
振付・出演:Baesub Keum
コンペティションⅠ 2024.12.1(日)15時 @横浜赤レンガ倉庫1号館
キム・ナイ、チョ・ヒョンド『Nonfiction』
チケット情報&フェスティバルの詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
https://yokohama-dance-collection.jp/