韓国文化院




駐日韓国大使館、「韓日国交正常化60周年を支える会」開催

駐日韓国大使館主催で、今年の韓日国交正常化60周年を迎え「韓日国交正常化60周年を迎える会」が2月7日(金)16:30-18:10の間、日本の政·官界、財界、学界、言論および文化界の要人、同胞と企業家など約150人が参加した中で盛況のうちに開催された。


今回の行事は、今年の韓日国交正常化60周年を記念する様々な行事の幕を開けるものとして、△両国外相の祝賀メッセージ動画、△朴喆熙大使-船橋洋一国際文化会館グローバル・カウンシル議長(元朝日新聞主筆)の特別対談、△両国の書道家による公演、△両国の学生たちの弦楽四重奏公演、△60周年回顧写真・動画上映など、多彩に構成された。


朴大使は歓迎の辞で、国交正常化60周年という歴史的な一年を迎え、両国関係を振り返り、より成熟した関係へと発展させていく必要性があるとし、現在の厳しい国際情勢の中で、両国が経済·安全保障·文化など多様な分野において更に協力を深め、共に繁栄を享受しなければならないことを強調した。 ㅇ 朴大使-船橋元朝日新聞主筆との特別対談では、国交正常化以降の韓日関係60周年を評価し、現在の韓日が直面している戦略環境の中での韓日協力の必要性と韓日関係をさらに発展させるための方策について踏み込んだ議論を行った。


趙兌烈外交部長官は、動画の祝賀メッセージで、価値と利益を共有する最も近い隣人であり、協力パートナーである韓国と日本の協力は、両国の未来だけでなく、インド太平洋地域および世界の平和と繁栄のためにも非常に重要だとし、耳順の年になった両国関係が、この60年間経験してきた浮き沈みの振幅を減らしつつ、揺らぐことなく発展していけるように知恵を集めなければならないと強調した。


岩屋毅外務大臣は動画の祝賀メッセージで、現在の戦略環境の下での韓日関係の重要性はさらに高まっており、ここ数年、両国関係は大きく改善され、幅広い分野で協力と交流が拡大していることから、韓日交流の歩みを振り返り、今年は両国国民、特に青年世代の交流のために努力していきたいと述べた。


一方、文化公演で両国の著名な書道家である寺田白雲、チェ・ルシア書道家がそれぞれ「誠信交隣*」と国交正常化60周年のスローガンである「両手を携え、より良い未来へ」と筆を揮い、両国友好親善協力のメッセージを発信した。続いて行われた弦楽四重奏公演では、東京芸術大学に在学中の韓日の学生たちが両国の趣を感じることができる△アリラン編曲作品、△「弦楽合奏のための3つの楽章」(Triptyque、芥川也寸志作曲)を演奏し、雰囲気を盛り上げた。


今回の行事は韓日国交正常化60周年を迎え、両国国内において国交正常化60周年記念の雰囲気を盛り上げ、韓日の主要参加者が両国が歩んできた足取りを振り返り、関係発展の意志を固める契機になったと評価される。