海外事情

2019.09.04

ミヤンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と握手を交わす文在寅大統領=3日、ミヤンマー・ネピドー、青瓦台

ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と握手を交わす文在寅大統領(左)=3日、ミャンマー・ネピドー、青瓦台



[ソン・バルグン、キム・ウニョン]

ミャンマーを国賓として訪問している文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日(現地時間)、同国のアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談し、両国の共同繁栄に向けた実質的な協力策について意見をともにした。

双方は、韓国の「新南方政策」とミャンマーの「持続可能開発計画」が「人」を中心に発展していくという共通点を確認し、両国の政策の調和を通じて、両国の国民が実感できるよう推進していくことにした。

双方は、両国間の経済協力を拡大するための制度的規範を構築する。韓国企業を対象にした窓口「コリアデスク」をミャンマー政府に設置し、両国の高位級協議体である「韓・ミャンマー通商産業協力共同委員会」を構成することで一致した。

会談の後、双方は両国における対外経済協力基金を5億ドルから10億ドルに拡大し、通商・産業協力などに関する了解覚書(MOU)6件(政府間1件・機関間5件)を締結した。

文大統領は4日、産業団地の起工式とビジネスフォーラムに参加する。5日からはラオスを訪問。

brightsong@korea.kr