記者会見するOECDの韓国経済関係者=20日、政府世宗庁舎、聯合ニュース
[イ・ユンソ、キム・ウニョン]
経済協力開発機構(OECD)は20日、2018年と2019年の韓国の実質経済成長率がそれぞれ3%になるとの見通しを発表した。
OECDは「OECD対韓経済審査報告書2018(OECD Economic Surveys: Korea 2018)」で、韓国経済について「建設投資が減少するものの、輸出の増加で安定的な成長率を維持する見通し」と明らかにした。
韓国政府の財政・金融政策と対外指向的な市場経済政策などについては、前向きに評価した。しかし、労働生産性の低さや少子高齢化、大企業と中小企業の格差による問題点などを指摘した。
OECDの韓国経済関係者は同日、記者会見で「文在寅政府の所得主導成長政策が成功するには、生産性の再考が必要だ。また、革新成長・中小ベンチャー企業の支援政策が成功しなければならない」と述べた。
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