経済

2018.07.11

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「韓国・インドCEOラウンドテーブル」で話を聞く文在寅大統領とインドのモディ首相=10日、インド・ニューデリー



[イ・ハナ、イ・ギョンミ]
[写真=青瓦台]

インドを国賓訪問した文在寅大統領は10日、インドのナレンドラ・モディ首相と共に「韓国・インドCEOラウンドテーブル」に出席し、両国に進出している企業から意見を聞いた。

インドのニューデリーで開かれたこの行事には、両国の経済界を代表するCEOらを始め、韓国とインドの24社から関係者が出席した。各社の関係者は事業計画や政府に対する意見を発表した。

大韓商工会議所の朴容晩(パク・ヨンマン)会長は、「CEOラウンドテーブルを通じて、後続履行の状況を点検し、政府に随時にフィードバックする『対話チャンネル』として、役割を果たすよう努力する」とし、「両国の商工会議所は、5つの実務団の設置、共同プロジェクトの運営など体系的に運営することで合意した」と述べた。

インド商工会議所連合会のラシェス・シャー会長は「自動車、電子、インフラ、造船、再生可能エネルギーは、両国間における産業協力の主役となる」とし、「人工知能、モノのインターネット、未来製造業、ロボティクス、グリーン技術などの分野で、韓国と緊密に協力していくことを期待する」と答えた。

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インドのマヒンドラグループのアナンド・マヒンドラ会長と対話する文在寅大統領(左から2番目)=10日、インド・ニューデリー



特に、文大統領は韓国企業はもちろん、労働者の苦労にも気を配り、愛情を表した。

文大統領はこの席で、双竜(サンヨン)自動車の筆頭株主でマヒンドラグループの会長を務めるアナンド・マヒンドラ氏に、韓国での企業活動にあたって困っていることはないか尋ね、「双竜自動車解雇者の復職問題は労使間で合意を得ているが、依然として問題が残っている。関心を持ってほしい」と呼びかけた。

これに対しマヒンドラ会長は「現場にいる経営陣が労使間問題をうまく解決していくと思う」と答えた。

hlee10@korea.kr