経済

2019.07.18

米国の科学国際安全保障研究所が5月に発表した「危険流布指数」で、韓国は17位、日本は36位となった。青色が濃いほど順位が高いことを意味する。

米国の科学国際安全保障研究所が5月に発表した「危険流布指数」で、韓国は17位、日本は36位となった。青色が濃いほど順位が高いことを意味する。



[ユン・ソジョン、イ・ギョンミ]
[写真=科学国際安全保障研究所キャプチャー]

日本が、韓国の戦略物資の輸出管理は信頼できないとして、対韓輸出規制を強化している中、韓国の戦略物資の統制は日本より優秀だと評価した米研究機関の分析が注目を浴びている。

米国の非営利研究機関である科学国際安全保障研究所(Institute for Science and International Security,ISIS)は5月に発表した「危険流布指数(Peddling Peril Index,PPI指数)」で、韓国は計897点で17位、日本は818点で韓国より19位低い36位となった。

PPI指数は、200カ国の戦略物資の貿易管理制度を評価し、順位付けしたもの。主な評価項目は「国際社会との約束」「貿易統制の法規」「戦略物資貿易の規制・監視能力」「拡散資金調達を阻む能力」「執行力」の5つで、1300点が満点。PPI指数が初めて導入された2017年には、韓国が32位、日本が29位となっていたが、2年後の2019年には、韓国が国際公約や法規の面で高い点数を獲得し、日本を追い越した。

1位は米国で、英国・スウェーデン・ドイツ・オーストラリアがそれぞれ2位から5位であった。アジアではシンガポールが6位で、アジアで最も高い順位となった。制裁を違反してきた北朝鮮は 最下位となった。

2019年のPPI指数に関する詳しい内容はISISのホームページで確認できる。
http://isis-online.org/ppi/detail/peddling-peril-index-for-2019

2019年の危険流布指数の順位

2019年の危険流布指数の順位



arete@korea.kr