半導体レーザー設備を見ているサムスン電子とイオテクニックス社の関係者ら=サムスン電子
[チョン・ジュリ、イ・ギョンミ]
企画財政部は7日、「2021年4月 国際通貨基金(IMF)世界経済見通し(World Economic Outlook)、韓国成長率の特徴及び意味」という資料を配布し、去年の韓国の経済規模は世界10位であることを明らかにした。1人当たりの国内総生産(GDP)は3万1497ドルで、主要7カ国の一つであるイタリア(3万1288ドル)を初めて超えた。
同資料によると、韓国の経済規模は、2015年から2017年まで11位を維持し、2018年は10位、2019年は12位で、1年ぶりに10位内に入った。
企画財政部は、「韓国は去年、新型コロナのパンデミックに対し、効果的かつ迅速に対応し、経済ショックを最小化した」とし、「最近の輸出・生産などが改善している流れを考慮すると、韓国経済は今年の上半期内に2019年の11~12月期の水準に回復するだろう」と予想した。
今年1~3月期の海外直接投資(FDI)は申告基準と到着基準、両方とも大きく増えた。
産業通商資源部の5日の発表によると、1~3月期のFDIは申告基準で47億4千万ドル、到着規準で42億7千万ドルを記録した。前年同期比、それぞれ44.7%、42.9%が増えた。特に、到着規準から見ると、史上最大の実績となる。
国家別に見ると(申告規準)、欧州連合(EU)が31億1千万ドルで最も多く、次いで中国(8億6千万ドル)、日本(2億4千万ドル)、米国(2億3千万ドル)の順だった。
産業通商資源部は、「エコ・低炭素社会への対応に向けたグリーン・ニューディール分野、第4次産業革命に関する新産業分野への投資が増え、先端素材・部品・装備分野に対する投資が続き、韓国産業の競争力強化に貢献した」と分析した。
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