金融会社が集まっているソウルの汝矣島=聯合ニュース
[キム・ヘリン、イ・ギョンミ]
「国際金融センター指数(The Global Financial Centres Index:GFCI)」評価で、ソウルが世界各国の126都市・地域のうち12位を獲得したことが分かった。ソウル市が24日、発表した。前回より1つ順位が上がった。
GFCIは、英国のシンクタンクZ/Yenグループと中国総合開発研究院(CDI)が共に毎年3月と9月に公表している。国際経営開発研究所(IMD)や世界経済フォーラム(WEF)などの機関による事業環境、金融産業の発展、インフラ、人的資本、都市評判の5つの項目のデータ分析と専門家への聞き取り調査を基に算出される。
5つの項目のうち、ソウルは「インフラ」で3位を記録し、前回より8つ順位が上がった。「金融産業の発展」では2つ順位を上げた9位、「都市評判」では1つ上の7位となった。
ランキングの上位を見てみると、米国のニューヨークが1位、英国のロンドンが2位だった。次いで香港が3位、中国の上海が4位だった。
ソウル市は今回のランキングアップについて「ソウルを世界5大の金融都市にするという目標の下、金融産業育成総合マスタープランが進められており、国際金融ハーブとしての可能性を示したためだ」と分析している。
「国際金融センター指数」ランキング=Z/Yenホームページ
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