経済

2022.05.19

釜山市の「冬柏タクシー」=聯合ニュース

釜山市の「冬柏タクシー」=聯合ニュース


[キム・ハヨン、イ・ギョンミ]

外国人が韓国南部の釜山(プサン)市でタクシーを利用する際に円滑にコミュニケーションが行えるよう、12言語で対応する多言語通訳サービスが提供される。釜山市が18日、発表した。


市によると、出入国外国人庁、国際交流財団、市内の個人・法人タクシー協同組合と通訳サービス構築に向けた業務提携を締結した。

利用者は、釜山市が運営するタクシー配車アプリ「冬柏(トンベク)タクシー」で呼んだタクシーに乗って、スマートフォンなどでQRコードを読み取ると電話やチャットなどで外国語の案内を受けることができる。通訳は、17カ国・地域から来た170人余りの通訳支援団が担当する。

対応可能な言語は、英語・中国語・日本語・ベトナム語・ロシア語・インドネシア語・ウズベキスタン語・モンゴル語・ミャンマー語・カンボジア語・タイ語・タガログ語の12言語。

釜山市に登録されているタクシーは2万4千台以上。このうち、約8割のタクシーでこのサービスを利用することができる。市は今後、市内の全てのタクシーにサービスを拡大する予定だ。

釜山市の曺瑛兌(チョ・ヨンテ)交通局長は「今回の協約締結を受け、冬柏タクシーを国際観光都市を目指す釜山のブランドタクシーに発展させたい」と話した。

hayeounk8@korea.kr