K-ビューティー体験スペース「BEAUTY PLAY」弘大店の様子=9日、ソウル、コ・ウンハ撮影
[ユン・スンジン]
昨年における韓国化粧品の輸出額が85億ドル(約1兆3301億円)を記録し、回復傾向が鮮明になっていることが分かった。
食品医薬品安全処が20日に発表した「2023年 国内化粧品の生産・輸入・輸出実績」によると、2023年の化粧品輸出額は前年比6.4%増の85億ドルで、統計を取り始めて以来、年間の輸出額としては2位となった。
中国に対する輸出は減少したものの、米国・欧州・日本などへの輸出は増加し、輸出先の多様化が目立つ。特に、米国への化粧品輸出が初めて10億ドルを超え、中国を抜いて米国内に輸入されてくる海外の化粧品5位を記録した。日本ではフランスを抜いて、2年連続で首位に立った。
化粧品の生産額は、前年比6.8%増の14兆5102億ウォン、輸入額は前年比1.5%減の13億ドルだった。貿易収支は71億ドルの黒字となった。
韓国化粧品の多くが生産増加となっている中、ポイントメイク用品は口紅類を中心とした生産が最も大きく増加した。生産額で見ると、基礎化粧品が1位、ポイントメイク用品が2位だった。機能性化粧品の生産額は5兆4391億ウォンで、総生産額の37.5%を占めた。
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