6月の輸出入動向について説明する産業通商資源部のチェ・ウソク貿易投資室長=1日、ソウル、聯合ニュース
[ユ・ヨンギョン]
2024年・上半期の貿易収支が6年ぶりに最大規模の黒字を記録した。6月の半導体輸出額が過去最高となり、全体の輸出も9カ月連続で増加したことが影響した。
1日、産業通商資源部が発表した「6月の輸出入動向」によると、6月の輸出は1年前より5.1%増加した570億7000万ドル(約9兆2268億円)だった。輸入は490億7000万ドル(約7兆9344億円)で7.5%減少し、80億ドルの黒字となった。
半導体、ディスプレイ、パソコン、無線通信機器といった情報技術(IT)全品目の輸出が4カ月連続で増加する中、最大の輸出品である半導体の輸出は8カ月連続で増えた。6月における半導体の輸出額は、前月より50.9%増加した134億2000万ドルだった。
地域別では、米国向けの輸出が昨年より14.7%増加の110億2000万ドルとなり、6月の輸出としては最高を更新し、米国が中国を抜いて韓国の最大輸出国となたった。
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