経済

2024.11.06

即席ラーメンを食べる外国人観光客=ホン・アンジ撮影

即席ラーメンを食べる外国人観光客=ホン・アンジ撮影


[キム・ソナ]

農林畜産食品部が5日に発表した内容によると、今年1~10月の農食品輸出額は81億9000万ドル(約1兆2634億円)で、昨年に比べて8.7%増加した。14カ月連続で前年同期比プラスとなった。

品目別で見ると、冷凍キンパ・即席ご飯・トッポキといったコメの加工食品の輸出額は、前年同期比41.9%増の2億5000万ドルだった。最大の輸出先である米国の場合、前年同期に比べて55.9%増加した。中国の場合、昨年9月から冷凍キンパの輸出が始まり、前年同期比40.2%増加した。

輸出額が最も多い品目の即席めんは、10月の一カ月で1億2000万ドルを記録し、1~10月の輸出額が10億ドルを突破した。中国・米国をはじめ、欧州でも成長を見せいている。中南米への輸出は前年同期比70.9%増加し、急成長した。

生鮮食品の輸出は、前年同期比0.5%増となった。特に、キムチやゆず、ぶどうなどの輸出が増えている。ゆずの場合、カナダやフィリピンなどの新たなマーケットへの輸出が着実に増加し、10月からプラスに転じた。

輸出対象国をみてみると、米国と欧州に対する輸出が前年同期比20%以上増加した。中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)への輸出も増加し続けている。

sofiakim218@korea.kr