韓国旅行が最もお得な5月がやって来た。
様々な特典や観光商品が、温かい日差しと涼しい風を求め訪れる観光客を待っている。

5月1日から14日までは、文化体育観光部と韓国観光公社が国内外の観光客のために設けた「春の旅行週間2016」。この期間中は主要観光地、観光施設、宿泊、飲食店など全国1万2千余りの施設で割引価格を提供、観光客の旅行費用の負担を抑えてくれる。



ソウルの景福宮(キョンボックン)・徳寿宮(トクスグン)・昌徳宮(チャンドックン)・昌慶宮(チャンギョングン)の4大宮殿、 宗廟(チョンミョ)、国立生態院、Nソウルタワー、ロッテワールド、ソウルランドなどは入場料を最大6割引きで提供する。韓国観光公社が指定する優秀観光宿泊ブランドの「グッドステイ」指定宿泊業者、韓火ホテルアンドリゾートやテミョンリゾートは最大7割引きの値段で利用することができる。

ソウル以外にも大邱(テグ)ではドラマのロケ地、ビューティー産業、グルメ店などを連携した「大邱はきれいだ」、蔚山(ウルサン)では企業や産業現場の見学、シティーツアー、観光施設の入場料の割引などで構成される「未来都市へ旅立つシルクロード蔚山旅行」などの旅行プログラムが運営される。



5月1日には「八道市場観光列車：今年の観光都市編」が出発する。
この列車に乗ると「今年の観光都市2016」に選ばれた全羅北道(チョンラブクト)茂朱(ムジュ)、慶尚北道(チュンチョンブクト)堤川(チェチョン)、慶尚南道(キョンサンナムド)統営(トンヨン)の伝統市場を見て回ることができる。茂朱では蛍市場、薬令(ヤクリョン)市で有名な堤川ではハンマウム市場、統営では新鮮な海産物が豊富な三千浦(サムチョンポ)水産市場を経験することができる。



「八道市場観光列車」とともに運営される「1万ウォンの幸せ列車」は、文字通りたった1万ウォンで旅行を楽しむことができる。原州(ウォンジュ)、旌善(チョンソン)、太白(テベク)、大川(テチョン)、大邱など10カ所余りの日帰り旅行プログラムで構成されている。

1万ウォンの旅行の楽しみは、全国76カ所の寺院でも満喫できる。ソウル都心の曹渓寺(チョゲサ)をはじめ、江原道(カンウォンド)の百潭寺(ペクタムサ)と月精寺(ウォルジョンサ)、慶尚北道の般若寺(パニャサ)、慶州(キョンジュ)の仏国寺(プルグクサ)、全羅南道(チョンラナムド)の華厳寺(ファオムサ)など韓国を代表する寺院が参加する「幸せ1万ウォンテンプルステイ」は、旅行週間のホームページ(http://spring.templestay.com/)で事前に予約することができる。

コリアネット　ソン・ジエ記者
写真：コリアネット　チョン・ハン記者
翻訳：イ・ジンヒョン
jiae5853@korea.kr