文化

2017.08.14

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ドイツ記者の故ユルゲン・ヒンツペーター氏の夫人に会う文在寅大統領(左)=13日



[ソン・ジエ、イ・ギョンミ]
[写真=青瓦台]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日、「5・18光州(クァンジュ)民主化運動」を世界に報道したドイツ記者ユルゲン・ヒンツペーター氏の夫人エーデルトゥラウト・ブラムシュテット氏と一緒に映画「タクシー運転手」を鑑賞した。「タクシー運転手」は、光州民主化運動を描いた映画だ。

文大統領は映画を鑑賞した後、「(当時)他の地域の人々は真実を知らず、それを伝えようとする記者らは処罰された」とし、「ヒンツペーター氏のおかげで真実が分かった」と感謝の意を表した。

1987年に釜山(プサン)で「6月民主抗争」に参加した文大統領は、「(当時)光州カトリック神父の助力でヒンツペーター氏が撮った映像を見た」とし、「あの映像が6月民主抗争の起爆剤となった」と評価した。

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5・18光州民主化運動を描いた映画「タクシー運転手」を鑑賞する文在寅大統領=13日



ブラームシュテト氏は、「人生において光州は大きな部分を占める」とのヒンツペーター氏の言葉を伝え、「短いドキュメンタリーでなく大きなスクリーンで映画化したことを知ったら、すごく喜んだはず」と話した。また、「これからも若者たちに、民主主義が自ずと成し遂げられるものではないということを知ってほしい」と述べた。

km137426@korea.kr