韓国文化の前線基地である「コリアセンター」起工式での海外文化弘報院の金泰勳院長(左から3番目)=28日、米国・ニューヨーク
[ソ・エヨン、キム・ウニョン]
[写真=海外文化弘報院]
韓国文化体育観光部傘下の海外文化弘報院は、韓国文化の前線基地である「ニューヨーク・コリアセンター」建設のための起工式を28日(現地時間)、ニューヨークで開催した。
地下1階・地上7階、延べ面積3212平方メートルのニューヨーク・コリアセンターには、176席の公演場と展示室、図書資料室、講義室などが設けられる。また、ニューヨーク韓国文化院、韓国観光公社ニューヨーク支社などが入居する。完工は2020年7月。
コリアセンターは、2006年から世界の主要な拠点地域に設立されてきた。在外韓国文化院や韓国観光公社、韓国コンテンツ振興院の海外支社など、文化芸術関連機関を1カ所に集めて総合サービスを提供する。コリアセンターの建立はロサンゼルス(2006年)、北京(2007年)、上海(2007年)、東京(2009年)、パリ(2018年12月完工予定)に続き、ニューヨークが6番目となる。
海外文化弘報院の金泰勳(キム・テフン)院長は「1979年ニューヨークに韓国文化院が設立されてから39年間大変なことがあったが、ニューヨーク・コリアセンターが韓国文化の中心地になることを願う」と話した。
続いて「韓半島で平昌冬季オリンピック・パラリンピックを皮切りに、南北や韓米、朝米(米朝)首脳会談などが開かれた。韓半島が戦争・対立の象徴から平和をリードする国として浮上している」とし、「ニューヨーク・コリアセンターが韓国の文化・芸術・観光を広報することに注力する」と付け加えた。
ニューヨーク・コリアセンター完工予想図
xuaiy@korea.kr