BTSの新曲「小さなものたちのための詩(Boy With Luv)」のMVが史上最速で再生1億回を突破した=ユーチューブ・キャプチャー
[キム・ウニョン]
韓国の男性7人組ヒップホップグループ「防弾少年団(BTS)」の新作「MAP OF THE SOUL:PERSONA(マップ・オブ・ザ・ソウル:ペルソナ)」が12日、世界で同時発売された。
新作には、タイトル曲「小さなものたちのための詩(Boy With Luv)」などの全7曲が収録されている。新作のテーマは、「私は誰だ」。
新作は、世界を魅了した。
タイトル曲は、韓国だけでなく、米国・日本・ブラジル・フランスなどの86カ国・地域でiTunesトップアルバムチャート1位となった。このほか、6曲も10位内に全てランクイン。
タイトル曲は、世界最大大手の音楽ストリーミングサービスである「スポティファイ(Spotify)」のグローバル・トップ200チャートで、3位となった。ミュージックビデオ(MV)は、動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開されてから史上最速の37時間37分で再生回数1億回を突破した。
BTSは13日(現地時間)、米NBC人気バラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」で新曲を披露した=SNLキャプチャー
13日(現地時間)、米NBC本社の前には、人気バラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」でBTSの新曲公演を待ち受ける人々で溢れていた。
NBCトゥデイは、「こんなにたくさんの人が並んでいるのを見るのは初めてだ」と報じた。ニューヨーク・タイムズは、「なぜBTSの名前が読み上げられるだけで歓声があがるのか、BTSの公演を見ればその理由が分かるだろう」と伝えた。
CNNは「アーミー(ARMY、BTSのファンクラブ)のようなファンダムは、ザ・ビートルズ以来、初めてだ」とし、「現在もKポップは人気があるが、BTSのおかげでさらにKポップが世界的に有名になった」と評した。
このほか、BTSを米音楽雑誌のビルボード誌は「Kポップの新たな歴史」、ローリングストーン誌は「Kポップ熱風の主役」と称し、新曲公演を紹介した。
eykim86@korea.kr