国立劇場開館70周年記念事業の計画が発表される記者会見=15日、ソウル
[ソ・エヨン、イ・ギョンミ]
[写真=国立劇場]
1950年4月29日に開館した国立劇場が、今年で開館70周年を迎える。これを記念し、様々な公演やイベントが開催される。
国立劇場は15日、ソウルで記者会見を開き、「国立劇場開館70周年記念事業」の計画を発表した。記念事業は、記念式典や公演、フォーラムなどから構成されている。
まず、記念公演は、7つの国立芸術団体が参加し、3月から6月まで、国立劇場・明洞(ミョンドン)・世宗(セジョン)文化会館などで開かれる。
最も注目すべき行事は、4月29日に行われる記念式典と公演。
記念式典では国立劇場の歴史を振り返り、未来を展望する。式典に続いて、国立唱劇団・国立舞踊団・国立国楽オーケストラ・国立オペラ団・国立合唱団が参加する公演が開かれる。韓国を代表する5つの国立芸術団体が、一つの舞台でパフォーマンする最初の公演になるとみられる。
他にも、国立オペラ団は3月27日と28日にコミックオペラ「赤いズボン」を披露する。国立舞踊団は4月18日と19日、世宗文化会館で公演する。
国立バレエ団と国立合唱団は、これまでに最も愛された作品を選んで披露する。国立バレエ団は5月8日と9日、国立合唱団は15日と16日に公演する。
1973年10月17日の国立劇場
国立劇場が持つ公演芸術の歴史における意味を考えるイベントも行われる。
4月28日、ソウルで開催される「国立劇場開館70周年記念国際学術行事」では、アジア初の国立劇場が持つ意味や地位を考え、未来の世界公演芸術界で果たす役割についても考える。
他にもたくさんの公演・イベントが開催される。詳しい内容は国立劇場ホームページ(
https://www.ntok.go.kr/en/Main/Index)にて確認できる。チケットの予約もホームページで可能。
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