文化

2021.06.25

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2019年5月に行われた第72回カンヌ国際映画祭でインタビューに答える俳優ソン・ガンホ=聯合ニュース


[ユン・ヒヨン、イ・ギョンミ]

カンヌ国際映画祭は23日(現地時間)、来月開催予定の第74回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた24本の映画を審査する審査委員9人を発表した。映画「パラサイト 半地下の家族」で存在感を示した韓国の俳優ソン・ガンホが選ばれた。

審査委員長は、アメリカの監督スパイク・リー。ソン・ガンホ以外に審査委員に選ばれた俳優は、フランスの俳優タハール・ラヒム、アメリカの俳優マギー・ギレンホール、フランス出身の俳優でもあるメラニー・ロラン。

また、フランス・セネガル出身のマティ・ディオプ監督と、カナダ・フランス出身の歌手ミレーヌ・ファルメール、オーストリアの監督ジェシカ・ハウスナー、ブラジルの監督クレベール・メンドンサ・フィリオが審査委員に選ばれた。

カンヌ国際映画祭はソン・ガンホが出演した映画について言及し、「韓国映画として初めてパルムドールを受賞し、米アカデミー賞で4冠を達成したポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』で主演し、韓国映画の歴史に新たな1ページを刻むことに貢献した」と紹介した。

韓国の映画関係者がカンヌ国際映画祭の審査委員に選ばれたのは、シン・サンオク監督(1994年)、イ・チャンドン監督(2009年)、女優のチョン・ドヨン(2014年)、パク・チャヌク監督(2017年)に続いて5人目となる。

ソン・ガンホが俳優のイ・ビョンホンと主演している映画「非常宣言」は、今年のカンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に出品された。

新型コロナウイルスの影響で夏開催となった第74回カンヌ国際映画祭は、現地時間7月6日から17日まで開催。