フランスのカンヌで開かれた「第74回カンヌ国際映画祭」が17日に閉幕した。今年は、韓国のポン・ジュノ監督が開幕を宣言し、俳優のソン・ガンホが審査委員に選ばれた。また、韓国映画3本が招待された上に、俳優のイ・ビョンホンがプレゼンターを務めるなど、韓国映画の存在感をさらに示した。12日間にわたって開催されたカンヌ映画祭の様子を写真で振り返る。
「第74回カンヌ国際映画祭」の開幕を宣言するポン・ジュノ監督=6日、フランス・カンヌ、聨合ニュース
記念撮影するポン・ジュノ監督=7日、フランス・カンヌ、カンヌ国際映画祭公式フェイスブック
レッドカーペットでポーズをとる(左から)マギー・ギレンホール、クレベール・メンドンサ・フィリオ、メラニー・ロラン、ソン・ガンホ、マティ・ディオプ=6日、フランス・カンヌ、カンヌ国際映画祭公式フェイスブック
映画「非常宣言」チーム。(左から)イム・シワン、イ・ビョンホン、ハン・ジェリム監督、ソン・ガンホ=16日、フランス・カンヌ、カンヌ国際映画祭公式フェイスブック
非コンペティション部門には、ハン・ジェリム監督の映画「非常宣言」が招待された。ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、イム・シワン、チョン・ドヨンなどが出演するこの映画は,
現地で初公開された。上映中4回の拍手が起こり、映画が終わった後、10分間のスタンディングオベーションを受けた。
今年新設されたカンヌ・プレミア部門に招待されたホン・サンス監督の映画「IN FRONT OF YOUR FACE」=チョンウォンサ
シネファウンデーション部門に招待されたユン・デウォン監督の映画「セミ」のワンシーン=ソウル国際プライド映画祭
「The Worst Person in the World(英題)」で女優賞を受賞したレナーテ・ラインスヴェと記念撮影するイ・ビョンホン=17日、フランス・カンヌ、カンヌ国際映画祭公式ホームページ
俳優のイ・ビョンホンは17日(現地時間)、韓国人としては初めて閉幕式に登場し、女優賞のプレゼンターを務めた。イ・ビョンホンは「今年のカンヌ国際映画祭は、私にとってとても特別だ。映画祭の開幕を宣言したポン・ジュノ監督、審査委員のソン・ガンホは私の仲間で、審査委員長のスパイク・リー(Spike Lee)監督は私と同じ苗字を使うからだ」と述べた。韓国の名字「イ」は英語で「Lee」と表記する。イ・ビョンホンのウィットに富んだ発言に客席からは拍手が湧いた。スパイク・リー監督も笑顔でこたえ、退場する時には、審査員席に座っていたソン・ガンホとハイタッチした。