韓国映画「モガディシュ」のポスター
[ユ・ヨンギョン、イ・ギョンミ]
[写真=ロッテ・エンターテインメント]
韓国映画「モガディシュ」と「自白」が10日(現地時間)、この日に閉幕した第42回ポルト国際映画祭でそれぞれ、オリエントエクスプレス部門の作品賞と監督週間部門の最高監督賞を受賞した。同映画の配給会社であるロッテ・エンターテインメントが13日に発表した。
同映画祭は、ポルトガル第二の都市ポルトで毎年開催される国際映画祭である。ファンタジー系作品を対象とするジャンル映画祭で、「ファンタスポルト(Fantasporoto)」の愛称を持つ。
「モガディシュ」は、1991年にソマリアの首都モガディシュで起きた内戦で孤立した韓国と北朝鮮の大使館職員らが脱出するまでを描いた映画。
「モガディシュ」のリュ・スンワン監督は受賞後、「この瞬間も、我々は戦争から自由ではない」とし、ウクライナ戦争の早期終息を願う」とコメントした。
韓国映画「自白」のワンシーン
「自白」は、密室殺人事件の疑いがもたれている有望な事業家と、その人の無罪を証明しようとする勝率100%の弁護士が事件を解決していく物語の映画。韓国ではまだ公開されていない。
「自白」のユン・ジョンソク監督は「世界の映画市場が再び活気を取り戻して、多くの観客が映画を見ることを期待する」と語った。
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