文化

2023.09.15



[コ・ヒョンチョン]
[写真=ソウル市]
[映像=ソウル韓屋ウィーク公式ユーチューブ]

ソウル韓屋の内部を自由に見学できるイベントが開かれる。

ソウル市は今月18日から27日まで、鍾路(チョンロ)区の北村(プクチョン)と西村(ソチョン)、恩平(ウンピョン)区の恩平韓屋村(ハノクマウル)一帯で「2023ソウル韓屋ウィーク」を開催すると12日に明らかにした。

今年初めて開かれる今回の行事には、ソウル韓屋を多様に楽しめる展示、体験、公演およびツアー・プログラムとイベントが行われる。

主なプログラムは、24日に行われる「オープンハウス韓屋」がある。訪問客は午前11時から午後4時まで、ソウル優秀韓屋(伝統家屋)と北村韓屋村のフィギョムジェ、ヤンユダンなどと、恩平韓屋村のソヒジェ、ビザイン韓屋など9の韓屋の内部を自由に見学できる。

2019年にソウル優秀韓屋に選ばれた恩平韓屋村のビザイン韓屋。ソウル市は韓屋の価値を広く紹介し、韓屋建築の活性化のために2016年から優秀韓屋を選定している。

2019年にソウル優秀韓屋に選ばれた恩平韓屋村のビザイン韓屋。ソウル市は韓屋の価値を広く紹介し、韓屋建築の活性化のために2016年から優秀韓屋を選定している。



韓屋に関する展示・体験・公演も多彩に行われる予定だ。北村韓屋庁(ハノクチョン)では、アクティブな老夫婦の日常を描いたイラストで有名なキム・スム作家の展示「グディング老夫婦の公共韓屋外出」が16日まで開かれる。

アルムジギ安国洞韓屋(アングクドンハノク)では、18日から27日まで、アルムジギ文化商品のポップアップ展示および販売が行われる。

21日は午後4時から北村賓館(プッチョンビングァン)で、北村賓館(プッチョンビングァン)では、ドイツ人で韓屋建築家のダニエル・テンドラー氏ら専門家が参加する韓屋トークが開催される。

22日~24日は午後5時から、鍾路区のヨルリン松峴(ソンヒョン)緑地広場に設置された、韓屋パビリオン「ジッダ」で、クラシックとパンソリなどの音楽会「韓屋、韓音(ハヌム)」が開かれる。

ソウル韓屋ウィークの全プログラムは無料。韓屋トーク、音楽会など一部のプログラムは事前予約をしてから抽選で参加できる。

日程などの詳細は、ソウル韓屋ホームページ(https://hanok.seoul.go.kr/front/index.do) で確認できる。

22日から24日まで「韓屋、韓音」音楽会が開かれるソウル鍾路区の松峴緑地広場ににある韓屋パビリオン「ジッダ」の全景。

22日から24日まで「韓屋、韓音」音楽会が開かれるソウル鍾路区の松峴緑地広場ににある韓屋パビリオン「ジッダ」の全景。


hjkoh@korea.kr