文化

2023.09.25

南漢山城行宮の入口=京畿道

南漢山城行宮の入口=京畿道


[キム・ソナ]

京畿(キョンギ)道が、秋夕(チュソク)連休の28日から来月3日まで、南漢山城(ナムハンサンソン)行宮(ヘングン)で多様なプログラムを行うと24日に明らかにした。

ソウルから東南に約25キロメートル離れた南漢山城は、672年、新羅(シンラ)時代の文武(ムンム)王の時代に築かれた旧城跡を土台に、朝鮮時代の仁祖(インジョ)4年(1626年)に大々的に構築された。朝鮮時代には、有事に備えて臨時首都としての役割を果たし、2014年にはユネスコ世界遺産に登録された。

この期間、夕方7時から9時までは「行宮夜行」プログラムが開かれる。観覧客は、夜間照明が設置された行宮で、古風な建築物を鑑賞することができる。

また、伝統文化を体験できるイベントも開催される。朝鮮時代の衣装を身につけて行宮を散策できる「服飾体験」、水墨画を描くことができる「みんなの朝鮮画」、昔の試験の雰囲気を体験できる「南漢山城別試」、茶道の礼儀を学びながらお茶と菓子を試食する「茶談」が用意される。

今回のプログラムのうち、「ダダム」以外のプログラムは無料。「ダダム」は、行宮チケット売り場で入場券を購入する際に、参加チケットを一緒に購入できる。 一人当たり1000ウォン(約111円)。

詳細は、京畿道・南漢山城・世界遺産センターのホームページ(https://www.gg.go.kr/namhansansung-2)で確認できる。

sofiakim218@korea.kr