文化

2023.11.06


[ソウル=シャルル・オデゥアン]
[写真=MBC特任事業センター]
[映像=KOREA.net公式YouTubeチャンネル]

韓国の魅力を世界に発信する外国人が一堂に会する「2023 K-wave Festival」が4日、ソウル・中区の国立劇場・タルオルム劇場で開催された。

「K-wave Festival」は、外国人が韓国をテーマにして作ったコンテンツを世界の韓流ファンと共有し、優秀作品を授賞する、文化体育観光部・海外文化弘報院主催のビッグイベント。

この日の行事は、1部「K-クリエイティブ・アワーズ」、2部「K-コミュニティ・チャレンジ」に分かれ、午後5時30分から午後8時30分まで行われた。

1部では、今年1年間、KOREA.netに様々なコンテンツをアップすることで韓国を広報した優秀名誉記者8人と韓国文化活動家のK-インフルエンサーのうち選ばれた8組が受賞した。国際韓流コンテンツ公募展「Talk Talk Koreaa(トークトークコリア)2023」の受賞者8人と受賞作品も発表された。

祝辞を述べる海外文化弘報院の金章鎬院長=4日、ソウル

祝辞を述べる海外文化弘報院の金章鎬院長=4日、ソウル


海外文化弘報院の金章鎬(キム・ジャンホ)院長は祝辞で「今年も1年間、韓国文化は世界の人々とコミュニケーションした」とし、「韓国の文化を愛する皆さんの情熱的な支持のおかげ」と述べた。

KOREA.net優秀名誉記者に選ばれたフランス出身のNathalie Fisz氏=4日、ソウル

KOREA.net優秀名誉記者に選ばれたフランス出身のNathalie Fisz氏=4日、ソウル


優秀名誉記者に選ばれたフランスのNathalie Fisz氏は「大邱に住んでいる娘の紹介で韓国に関心を持つようになった」とし、世界の名誉記者らに「開かれた心で韓国に関する記事を書いてほしい」とアドバイスした。

Fisz氏は、2020年から名誉記者としての活動をスタート。これまで50件以上の記事を制作した。韓国・フランス養子縁組団体や韓国とフランスのアーティストなどにインタビューを行うなど、文化分野を取材した。

優秀K-インフルエンサーに選ばれた、ベネズエラ出身のFranco Gil氏は「世界に韓国を発信することができることをうれしく思う」とし、「いつもインスピレーションを与えてくれる私のチャンネル登録者のために、これからも韓国文化に関するコンテンツを制作する」と話した。

Gil氏は、音楽やドラマなど、韓国の大衆文化をテーマにしたコンテンツや、韓国旅行の魅力を伝える動画を制作し、反響を得ている。

「Talk Talk Korea2023」の韓国音楽部門では、90年代以降のK-POPをオシャレに再現した動画を制作したFabian Alejandro氏が受賞した。

「K-コミュニティ・チャレンジ」の朝鮮POP分野で優勝したメキシコの「CRISALE」=5日、ソウル

「K-コミュニティ・チャレンジ」の朝鮮POP分野で優勝したメキシコの「CRISALE」=5日、ソウル


2部では、韓流同好会オンライン公募展「K-コミュニティ・チャレンジ」の優勝チーム3組の授賞式や公演などが行われた。

「K-コミュニティ・チャレンジ」は、韓流同好会のメンバーが韓国の伝統文化を動画を通じて学んだあと、それを自分たちの動画にして共有するもの。

朝鮮POP分野では、メキシコの「CRISALE」チームが優勝し、ヒュージョン国楽バンドAUXと共演した。K-打楽部門で1位を獲得したナイジェリアのチーム「GANGHAN」は、打楽器演奏グループA-JACKと共演し、会場の雰囲気を盛り上げた。テコン踊り部門の中国チーム「fMS」は、テコン踊り公演チームのアルテ(Art-Taekwondo)と共演した。

「THE BOYZ」のメンバー・エリックが参加した。また、K-POPグループの「iKON」「KARD」「LIMELIGHT」「SECRET NUMBER」がすばらしいパフォーマンスを披露した。

この日は337人が客席を埋めた。5万4543人の世界各国の韓流ファンもYouTubeライブ配信で楽しんだ。最大同時接続視聴者数は2万6153人だった。

記念撮影を行う「2023 K-wave Festival」参加者ら=4日、ソウル

記念撮影を行う「2023 K-wave Festival」参加者ら=4日、ソウル


caudouin@korea.kr