文化

2024.05.24

「BEAUTY PLAY」弘大店、2階の様子=9日、ソウル

「BEAUTY PLAY」弘大店、2階の様子=9日、ソウル


[ソウル=コ・ウンハ、イ・ギョンミ]
[写真=コ・ウンハ]

Kーコンテンツの人気を受け、食べ物・旅行・ビューティーといった様々な分野における韓国の地位が日増しに高まっている。

特に、K―ビューティーの成長が目立つ。関税庁と食品医薬品安全処によると、今年の1~3月期における韓国化粧品の輸出額は23億ドルで、前年同期比21.7%増加し、昨年における輸出額は85億ドルだった。

韓国のブランドと製品が世界で人気を博し、K-ビューティーの需要が増えるなか、韓国のコスメを実際に体験したいという人におすすめの場所がある。コスメのテストからアイドルメイクアップまで、韓国化粧品が体験できる「BEAUTY PLAY」だ。

「BEAUTY PLAY」は、韓国の優秀な中小企業化粧品ブランドの製品が展示されるオープン型ビューティー体験スペース。保健福祉部の支援を受け、大韓化粧品産業研究院が運営している。

2021年10月、明洞で第1号店がオープンし、今年2月には弘大(ホンデ)に第2号店がオープンした。

「BEAUTY PLAY」弘大店でメイクアップサービスを受けるため、待っている日本の生徒たち=9日、ソウル

「BEAUTY PLAY」弘大店でメイクアップサービスを受けるために、待っている日本の生徒たち=9日、ソウル


2階には、基礎化粧品やクレンジング、シャンプーや香水などが展示されている。片隅に設置されている「パーソナルカラーゾーン」では、キオスク端末を利用して自分に最も似合うカラーが調べられる。

3階には、様々な化粧品が展示されているほか、ビューティーデバイスの試演やメイクアップサービスができる空間がある。専門家により肌診断や部分メイクアップのうち、一つのサービスを受けることができる。外国人に限って、事前に予約すれば、無料でフルメイクアップを受けることも可能。

4階は化粧に関するゼミナールやメイククラスなどが行われる場所。「BEAUTY PLAY」では、美肌管理やパーソナルカラーなど、様々なテーマのビューティークラスを無料で受けることができる。

「BEAUTY PLAY」弘大店でコスメをテストしている外国人観光客=9日、ソウル

「BEAUTY PLAY」弘大店でコスメをテストしている外国人観光客=9日、ソウル


KOREA.netが取材で「BEAUTY PLAY」弘大店を訪れた9日、愛媛県立松山東高等学校から30人の生徒たちがパーソナルカラーに関するクラスを受けるため集まった。クラスの終了後、プロのメイクアップアーティストによる個別メイクアップサービスを受けるための長蛇の列ができた。待っている生徒たちの表情からワクワク感が伝わった。

アイ・メイクアップを受けた後、スマートフォンで写真を撮っていた 白石美羽さんと宮本咲希さんは、「自分でメイクした時と全然違うのでびっくりした」とし、「自分でするより、もっとキレイ。こんなに変わるとは思わなかった」と話した。また、「最近、日本では韓国のメイクが流行っている」とし、「韓国のメイクアップは、その人にちゃんと合ったメイクの仕方とかがあって、(化粧品の)種類も豊富」と語った。

6月1日から30日まで、様々なK-ビューティーが楽しめる「2024 KOREA BEAUTY FESTIVAL」がソウルの明洞、弘大、光化門などで行われる。約320社が参加し、訪韓外国人のニーズに合わせたK-ビューティー製品を割引して販売し、ビューティーに関するサービスも提供する。

shinn11@korea.kr