文化

2024.07.25

今年3月、香港で開催されたK-POP公演=CJ ENM

今年3月、香港で開催されたK-POP公演=CJ ENM


[パク・ヘリ]

韓国文化観光研究院が24日に公表した「データで見るK-POP海外売上高の動向」によると、昨年におけるK-POPの海外売上高は前年比34.3%増の1兆2377億ウォン(約1390億円)と推計された。

K-POPの海外売上高は、音盤類商品の輸出額、海外ストリーミングサービス、海外公演の3領域の推定売上高を合算して算出された。

海外公演の売上高は3885億ウォン(47.6%)で最も多くの割合を占めた。SMエンターテインメント、JYPエンターテインメント、YGエンターテインメント、HYBEなど大手エンターテインメント事務所6社の推定売上高は、2018年から2023年まで年平均35.0%の成長率を記録した。特に、新型コロナウイルスのエンデミックが宣言された昨年は、公演の売上高が前年比65.6%増加した。

音盤類商品の輸出額は3889億ウォン(31.4%)で、2017年(513億ウォン)に比べて7.6倍に成長した。2019年に初めて1000億ウォンを超えた後、2022年には3000億ウォンを上回り、急成長した。

ストリーミングサービスの売上高は、2017年(768億ウォン)から3.4倍に伸びた2603億ウォン(21.0%)だった。K-POPの主要マーケットだったアジア以外にも欧州や米州でストリーミングの売上高が増加し、マーケットの多角化が進んだ。

hrhr@korea.kr