「2024 K-wave Festival」で受賞した優秀名誉記者5人とヨン・ホソン文化体育観光部第1次官(左)=2日、ソウル
[ソウル=イ・ダソム]
[写真=イ・ジュニョン]
韓国を愛し、韓国の魅力を世界に発信する外国人が一堂に会する「2024 K-wave Festival」が2日、ソウル市内の公演会場・イェス24ライブホールで開催された。
「K-wave Festival」は、外国人が韓国をテーマにして作ったコンテンツを世界の韓流ファンと共有し、優秀作品に賞を授与する、文化体育観光部主催のビッグイベント。
この日のイベントは、午後5時からスタートし、第1部「K-クリエイティブ・アワーズ」、第2部「K-コミュニティ・フェスティバル」に分かれて行われた。
第1部では、記事や動画を通じて韓国文化を世界に発信したことで優秀活動家として選ばれたKOREA.net名誉記者5人、K-インフルエンサー5組(6人)が受賞した。また、国際韓流コンテンツ公募展「Talk Talk Korea(トークトークコリア)2024」の受賞作品も発表された。
あまり知られていない韓国の名所を訪れ、深みのある記事を書いたことで受賞した東ティモールのフランキー・ラミロード・ジーザス氏は、「韓国を世界に広報するための私の取り組みが認められたようで、うれしい」とし、「東ティモール出身の名誉記者として初めてこの賞をもらえて、光栄に思う」と語った。
今年は、93カ国・地域の1386人のKOREA.net名誉記者らが約6000件のコンテンツを制作した。
「2024 K-wave Festival」で受賞した優秀K-インフルエンサーらとヨン・ホソン文化体育観光部第1次官(左)=2日、ソウル
優秀K-インフルエンサーに選ばれたタイ出身のアイヤパット・ワンカウィサント氏は「ほぼ20年間、韓国語に対する情熱を育んできたので、受賞者に選ばれたことは意味がある」とし、「これからも最高のコンテンツを制作するために頑張る」と話した。
今年の1年間、97カ国・地域の1253人のK-インフルエンサーたちが8000本以上の動画を制作し、韓国文化を海外に広めた。
「Talk Talk Korea2024」の「ミム&トレンド」部門では、韓国人が電話をする際によく使う言葉や特徴を題材に、ユーモアあふれる動画を作ったインドのガヒール氏など、5人が受賞した。
祝辞を述べる文化体育観光部のヨン・ホソン第1次官=2日、ソウル
文化体育観光部のヨン・ホソン第1次官は祝辞で、「韓国政府はこれまでK-POPや韓国ドラマを数多く広報してきたが、自然や伝統文化、料理といった韓国の様々な文化は皆さんが広報してくれた」とし、「実際の生活の中で、韓国文化を広めているみなさんに感謝する」と述べた。
その上で、「これから韓国政府は、韓国文化を世界の人々と分かち合えるよう積極的に支援する」と話した。
「K-コミュニティ・チャレンジ」の小鼓踊り分野で優勝し、パフォーマンスを披露するスペイン出身の「The Moving Stones」=2日、ソウル
第2部では、韓流同好会オンライン公募展「K-コミュニティ・チャレンジ」の優勝チームの授賞式や公演などが行われた。「K-コミュニティ・チャレンジ」は、韓流同好会のメンバーが韓国の伝統文化を動画を通じて学んだあと、それを自分たちの動画にして共有するもの。優勝チームとアーティストの共演も披露された。
「Talk Talk Korea2024」の広報モデルであるガールズグループ「WOOAH」をはじめ、EPEX、SF9といったK-POP歌手がパフォーマンスを披露し、会場の雰囲気はさらに盛り上がった。
「2024 K-wave Festival」の様子は、KOREA.netのYouTubeチャンネルでライブ配信され、世界各国の韓流ファンが一緒に楽しんだ。
dlektha0319@korea.kr