「2024韓流生活文化ハンマダン・モコジ大韓民国」KーPOPコンサートの様子=2024年10月、ハンガリー、モコジ大韓民国公式フェイスブック
[テレシア・マーガレット]
韓流ファンの外国人は、月平均14時間、韓国のコンテンツを楽しみ、約15.4ドルを支出していることが分かった。
文化体育観光部は7日、韓国国際文化交流振興院と共同で実施した「2025年海外韓流実態調査(2024年基準)」の結果を発表した。
韓国の文化コンテンツに接したことがある外国人の1カ月当たりの視聴時間は、前年比2.4時間増の14時間だった。最も人気があったのは、「ドラマ(17.5時間)」で、次が「バラエティー(17.0時間)」だった。
1カ月当たりの平均支出額は、前年比4.9ドル増の15.4ドルだった。支出が最も多かった分野は、「韓国語(31.7ドル)」、「ファッション(31.2ドル)」、「ビューティー(27.9ドル)」、「韓国料理(23.2ドル)」の順だった。
韓国と聞いて思い浮かべることは、2017年から8年連続で「KーPOP(17.8%)」が1位を占めた。続いて「韓国料理(11.8%)」、「韓国ドラマ(8.7%)」、「Kービューティー(6.4%)」、「韓国映画(5.6%)」の順だった。韓国のイメージは、「肯定的」が72.8%を占め、2023年(72.9%)とほぼ同じであった。
韓国の文化コンテンツと関連して「好きだ」と答えた割合は70.3%だった。今回の調査で初めて質問に含まれた「韓国語への好感度」は75.4%だった。
自国内の韓国文化コンテンツ分野別の人気度を調査したところ、大衆に人気を得ている分野は「韓国料理(53.7%)」、「KーPOP(51.2%)」、「Kービューティー(50.8%)」、「韓国ドラマ(49%)」の順だった。
一番好きな韓流ドラマとして、「イカゲーム」が9.7%を占め、4年連続で1位を獲得した。映画部門では「パラサイト 半地下の家族」(8.3%)が6年連続で1位だった。一番好きな韓国の俳優は「イ・ミンホ」(7.0%)、歌手は「BTS」(24.6%)だった。
文化体育観光部は、今回の調査結果を基に韓流産業や関連産業の持続的な成長に向けて、多様な政策を推進する予定だ。
margareth@korea.kr