[抱川・漣川・鉄原=ソ・エヨン、キム・ウニョン]
[映像=チェ・テシュン]
今年7月にユネスコ世界ジオパークに認定された漢灘江(ハンタンガン)一帯。北朝鮮の江原道・平康(ピョンガン)郡を源流とし、軍事境界線の南側を流れる。韓国の江原道・鉄原(チョルォン)郡から京畿道・抱川(ポチョン)市を過ぎ、漣川(ヨンチョン)郡に至る。全体の長さは136キロメートル。
今年7月、「漢灘江国家地質公園」が国際的に貴重な地形や地質としてユネスコ世界ジオパークに認定された。韓国国内の地域としては、済州道や慶尚北道・青松(チョンソン)郡、光州(クァンジュ)市・無等山(ムドゥンサン)に続き、4カ所目で、世界では148カ所目となる。
今回認定されたのは、抱川市と漣川郡、鉄原郡。漢灘江の流域1164.74キロメートルで、ソウルの汝矣島(ヨイド)地区の400倍に相当する面積だ。国内唯一の玄武岩侵食河川。
およそ50万年前の火山活動による風景や非武装地帯(DMZ)における生態系が保全されていることが高く評価された。
同公園の解説者の徐成哲(ソ・ソンチョル)さんは、「河川の浸食作用で30~50メートルほどの高さのU字型峡谷が形成されている」とし、「溶岩地帯と柱状節理、峡谷も保存されていて、地質学的価値が高い」と説明した。
才人の滝=7月27日、京畿道・漣川、ソ・エヨン撮影
ピドゥルギナンの滝 =7月27日、京畿道・抱川、ソ・エヨン撮影
所伊山の頂上から眺めた風景=7月27日、江原道・鉄原、ソ・エヨン撮影
抱川漢灘江ハヌルタリ(歩道橋)の風景=7月27日、京畿道・抱川、抱川市
徐さんは、漢灘江国家地質公園について「地形・地質のほか、生態系・歴史・文化的価値を持つ観光資源」とし、「一年中、自然の美しさが楽しめる」と述べた。
日帰りドライブコース:ソウル出発→才人の滝→所伊山(片道・車で約125キロ)
グルメ:メウンタン(魚入りの辛い鍋)
xuaiy@korea.kr