仁川国際空港の第1旅客ターミナルの様子=2日、仁川、聯合ニュース
[ホン・アンジ]
国土交通部が2日発表した航空統計によると、韓国航空会社の今年上半期(1~6月)の旅客数は5339万7562人で、新型コロナウイルスの感染拡大前の84%の水準まで回復したことが分かった。
2019年の同期間は、6362万9195人だった。
韓国航空会社の上半期の旅客数は、2018年と2019年連続で6000万人を上回ったが、コロナの影響により2020年には3017万人に激減した。2021年は3192万人、2022年は3945万人で、徐々に増え、今年は5000万人を超えた。
今年上半期の国内線旅客数は3279万人で、2019年同期(3238万ひと)を1.2%上回った。国際線は2061万人で、2019年同期の66%だった。
月別で見ると、1月は860万人、2月は845万人、3月は861万人、4月は895万人、5月は944万人、6月は935万人だった。2019年に比べ全て80%を上回った。
航空会社別で見ると、格安航空会社(LCC)の回復が目立つ。大手航空会社が主に運営する海外中長距離路線の需要は回復の速度が遅い一方、LCCは日本や東南アジアなどの近距離路線への需要が爆発的に伸びたためだ。
航空貨物輸送量は140万5543トンで、2019年上半期の154万744トンの91.2%だった。全体輸送量の54%を占める大韓航空の貨物輸送量は76万トンで、4年前同期の92.6%の水準だった。全体輸送量の27%を占めるアシアナ航空は38万5000トンで、80.7%の水準だった。
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