名誉記者団

2020.03.04

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韓国の伝統茶カフェの内部



[ソウル=登久美子(日本)]
[写真=登久美子]

しばらく寒い中を歩き続けて体も冷えたし疲れた、という時、ありますよね。そんな時に嬉しいのが、温かくて少し甘めの韓国伝統茶。

今回私はコリアグランドセールでソウルを訪れ、クーポンを使いながら仁寺洞でお土産を探しました。様々な伝統工芸品やお菓子、コスメなどを一通り見終わった後、棒のようになった足と冷え切った体をリセットしたくて伝統茶カフェへ。


仁寺洞には石畳のメインストリート沿いに多数の伝統茶カフェがあります。韓国伝統茶は、日本でもよく売られている柚子の皮が爽やかな柚子茶、鉄分が豊富ななつめ茶、酸味・苦味・甘味・辛味・塩味の5つの味が入った五味子茶など、美味しくて体に良いお茶がいっぱい。そして伝統茶カフェは昔ながらの韓屋を利用した建物が多いので、異国情緒も味わえる上に写真映えもします。



韓国伝統茶のメニュー



席について色々メニューを見渡した後、生姜茶に目が止まったので即注文。生姜茶は代表的な韓国伝統茶の一つで、消化不良、解熱作用、血液循環の促進に良いそうです。また体を温める効能もあるので、風邪をひいたときにも飲みたいお茶です。



韓国の生姜茶



しばらく待つと、生姜茶が運ばれてきました。伝統茶はよく大きめの素焼きカップで出されるのでたっぷり飲めます。そして横にはお菓子も。今回のお菓子は私の大好きな薬菓でした。色は麦茶のような薄い茶色で、上には松の実が浮かんでいます。

生姜茶の香りはまさに生姜そのもので、口に含んだ後も生姜の香りと味がいっぱいに広がり続けます。かなりスパイシーだけど後からほのかな甘さも来る、という何ともクセになる大人の味。飲み終わる頃には体は温まり、次はどこに行こうかと元気も出てきました。

仁寺洞に行って買い物を楽しんだなら、次は伝統茶カフェに行って疲れて冷えた体をリセット。これは仁寺洞オススメの散策コースです。



*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。


eykim86@korea.kr