世界で一番おいしいラーメンに輝いた辛ラーメンBLACK=農心
[大阪=大野瑠華(日本)]
世界で一人当たりのラーメン消費量が最も多い国はどこか、みなさんご存知ですか?ラーメンの発祥の地である日本?いいえ、違います。実は韓国なんです。
農心ホームページによりますと、韓国の一人当たりのラーメン消費量は年72個で、日本の40個と比べても2倍も近い数字です。そんな韓国のラーメンが、とあるランキングで世界一美味しいラーメンの称号を獲得しました。
米ニューヨーク・タイムズでシェフや料理研究家などからなる評価団7人が世界で最もおいしいラーメンのベスト11を、試食を通じて選定しました。その結果、「辛ラーメンブラック(袋麺)」が見事一位の座に輝きました。他にも11個のラーメンのうち、4つが韓国のラーメンでした。3位が「ジャパグリ(ジャパゲッティ+ノグリ」、6位が「辛ラーメン乾麺」、8位が「辛ラーメンカップ」です。ちなみにランクインした残りの6商品は日本、1商品はシンガポールのラーメンでした。
今回の記事では、皆さんが一度は見たことや食べたことがあるであろう「辛ラーメン」を特集し最後に新作の試食レポートもお届けします。
「辛ラーメン」は1986年に発売され、アメリカ、中国、日本、フランスなどをはじめとする世界100ヶ国以上で愛されています。種類もいくつかあり、韓国で現在発売されているのは赤いパッケージでおなじみのノーマル「辛ラーメン」と、濃厚でコクのある特製豚骨スープと厳選した唐辛子にオリジナルスパイスを加えた、特製辛味スープのWスープが味わい深いプレミアムな「辛ラーメンBLACK」、そして昨年新発売されたノンフライ麺でカロリー30%OFFと低カロリーな健康志向の「辛ラーメンLIGHT」の3種類で、袋麺とカップ麺があります。
おもしろいのは日本で売られている辛ラーメンの種類がより多いことです!韓国で売られているものに加え、シャキシャキの白菜キムチのコクと旨みがたっぷり入ったマイルドな辛さの「辛ラーメンキムチ」とノーマルに比べ辛さ2倍で、よりコクと旨みも増した激辛な「辛ラーメン激辛」がラインナップ。様々な好みに合わせたものがありますので是非見つけて試してみてください。
日本で売られている辛ラーメン。多様なラインナップ=農心
今回、私は一番最近発売された「辛ラーメンLIGHT」を初めて食べてみました。
辛ラーメンLIGHT実食。カロリーが低いのに麺ももちもちしていて大変満足=大野瑠華撮影
まず女性に嬉しいのがカロリーがノーマルに比べ30%オフになっていることです。麺がノンフライになっていることで袋麺基準ノーマルの500Kcalから356Kcalになりました。公式サイトを見てみると麺自体の量も少なくなっているようですが、十分食べ応えのある印象でした。私は定番のキャベツと卵一個を一緒に茹で、そしてネギとキムチをトッピングしていただきました。味の感想としては、カロリー控えめで美味しさは変わらないというのが個人的な評価で大変気に入りました!
全体的にノーマルよりあっさりしている感じで、スッキリしながらも野菜の旨みが味わい深いです。また麺はノンフライだと物足りないのではないかと思っていました。しかし、それは思い違いで、ノーマルより細いかなと感じましたが、もちもち感は乾麺の方があり、個人的には通常の麺よりよかったです。
辛さが足りないと感じればキムチなどで足すことはできますし、むしろアレンジがしやすいラーメンなのではないかと思います。夜食に食べるにしてもノーマルより罪悪感が少ないかもしれませんね!
みなさん、辛ラーメンが食べたくなったのではないでしょうか?辛ラーメンは普通のスーパーでも売られていて手に入りやすいと思いますので食べ比べなどを楽しんでみるのもいいかもしれません。
・ジャパグリの試食レビュー
http://japanese.korea.net/NewsFocus/HonoraryReporters/view?articleId=183584
*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。
eykim86@korea.kr