名誉記者団

2022.09.27

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[仙台=木村吉貴(日本)]
[写真=小暮真琴]

韓国地方旅プランナーの小暮さんが9月初旬に約2年7か月ぶり、203回目となる訪韓を果たしました。羽田空港から離陸する時、「ようやく韓国へ行ける」という喜びに涙がこぼれてしまったようです。 今回は、コロナ後の韓国の最新観光スポットに関する情報や、久しぶりに韓国を訪れてどうだったのかなど、お話をお伺いしました。 2年7か月ぶりの「韓国の今」を体感するため、22022年9月1日~7日の1週間の日程で、ソウル、釜山、昌原、大邱を周遊してきたそうです。小暮さんの韓国旅行の話を、上編と下編に分けてお伝えします。


青瓦台

青瓦台


1.最新の観光地~尹錫悦大統領になり一般公開された青瓦台~


韓国政治の中心である大統領官邸・青瓦台。


ご存じの通り、尹錫悦大統領が大統領に就任した本年5月10日から一般公開されるようになりました。青瓦台が韓国を代表するように、この青瓦と屋根の曲線は韓国の美を表わしています。

観覧用の地図をいただき、早速見学開始です。

青瓦台の地図

青瓦台の地図


青瓦台は敷地中央にある本館、迎賓館、春秋館、緑地園、無窮花の丘、七宮などからなります。公開当初は、予約制とはいいながらも長蛇の列ができ、入場をあきらめた方もいたようですが、小暮さんが訪問した時は30名程度の見学者でした。

まず敷地中央にある本館は青瓦の屋根が特徴的な美しい青瓦台を代表する建物で、青色の屋根瓦の曲線が美しい姿を見せています。

右手には、春秋館が見えます。
春秋館は土瓦屋根が伝統的な雰囲気を作り出しており、現在は大統領や大統領報道官の記者会見場などに使われています。

本館の左手には迎賓館があります。迎賓館門の手前には、青瓦台らしく国花のむくげが咲いています。

迎賓館門のむくげ

迎賓館門のむくげ


迎賓館は外国からの国賓を迎える場所で、18本の石柱が建物を支え、雄壮な趣となっている建物です。

青瓦台内の散策場所として有名なところには緑地園と無窮花の丘があります。緑地園は歴代大統領が記念植樹した木が植えられている他、樹齢300年以上になる松の木が有名です。

また青瓦台観光で外せないのが七宮です。七宮は朝鮮時代の王の生母でありながら側室として生きた7人の神位を祀る祠のことで、伝統的な建物やこぢんまりとした庭が印象的です。

青瓦台ないの接見室 

青瓦台ないの接見室 


♣ 青瓦台
住所:ソウル特別市鍾路区青瓦台路1(서울특별시 종로구 청와대로1)
観覧時間:9時~18時(毎週火曜日休館)
アクセス:3号線景福宮3番出口前 景福宮駅(경복궁역)バス停から1711, 1020, 7018, 7016, 7022, 7212番バス乗車→孝子洞(효자동)バス停下車。または同駅4番出口から徒歩15分。


2.地方旅~釜山・海雲台ブルーラインパーク~

コロナ禍の中で釜山に複数のNew Spotが誕生したが、その中で最も気になったのがこちら。

海雲台(ヘウンデ)ブルーラインパークは、旧東海南部線の線路跡を再活用し、海雲台・尾浦(ミポ)~青沙浦(チョンサポ)~松亭(ソンジョン)に至る4.8km区間を30分ほどで走行する海列車。

海列車

海列車


秀麗な海岸の絶景に沿って海雲台海辺列車と海雲台スカイカプセルを運行する国際観光都市釜山、海雲台観光特区の核心観光施設です。車窓からみた広大な海がとても印象的でした。

車窓から見た景色

車窓から見た景色


青沙浦駅で途中下車しておしゃれなカフェで海を眺めながらパッピンスを楽しみましたが、台風が接近していたので、海上に突き出たタリットル展望台というスカイウォークが、雨で滑りやすいということで利用できなかったことが残念でした。

青沙浦駅付近のカフェで食べたパッピンス

青沙浦駅付近のカフェで食べたパッピンス


♣ 海雲台ブルーラインパーク
住所:釜山広域市 海雲台区 中洞 1019-2(尾浦乗り場 基準)
営業時間:9時30分~18時(11~2月)、9時30分~18時30分(3~10月)
※夜間延長営業の場合あり、年中無休
※気象状況・施設点検により変更になる場合あり
アクセス
・釜山地下鉄2号線海雲台駅 1番出口 タクシー約5分
・釜山地下鉄2号線中洞駅 7番出口 徒歩16分
日本語対応不可 www.bluelinepark.com

松亭駅

松亭駅





*小暮真琴さんの紹介


韓国地方旅プランナー。駐横浜大韓民国総領事館オンライン・パートナー。
訪韓回数は200回を超え、2018年10月に韓国162自治体を踏破。
韓国観光協会中央会 褒賞受賞。2015年には大邱広域市長賞を受賞。
大邱観光名誉広報委員。全羅北道国際交流諮問官。
配信型ラジオ番組「韓LOVEステーション」パーソナリティ。
小暮さんのブログ「全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!」及び各SNS
linktr.ee/byonjeonju


*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

km137426@korea.kr