政策

2016.12.13

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ユネスコ大韓民国政府代表部のイ・ビョンヒョン大使(左から5番目)とユネスコのイリーナ・ボコバ事務局長(右から3番目)が7日、フランス・パリのユネスコ本部で「水安保および持続可能な水資源の管理に向けた国際研究教育センター設立協定」に署名した際の様子

ユネスコ大韓民国政府代表部のイ・ビョンヒョン大使(左から5番目)とユネスコのイリーナ・ボコバ事務局長(右から3番目)が7日、フランス・パリのユネスコ本部で「水安保および持続可能な水資源の管理に向けた国際研究教育センター設立協定」に署名した際の様子



韓国とユネスコは7日、フランス・パリのユネスコ本部で「水安保および持続可能な水資源管理に向けた国際研究教育センター(I-WSSM)設立協定」に調印した。

韓国に設立される「I-WSSMセンター」は2013年の第37回ユネスコ総会で設立承認が下りたユネスコカテゴリー2センターで、「人類の公平な水利用の実現および暮らしの質の向上への貢献」を目指して2017年から本格的に稼動される。

ユネスコカテゴリー2センターはユネスコと所在国家間の協定を基に法的地位が設定され、その国の人的・物的資源により運営される。

I-WSSMセンターでは水管理分野の主要機関が気候変動、水安保、水資源の持続可能な管理技術などにについて融合研究を行う。また国内外の主要大学と連携し関連事例・現場中心の修士・博士課程を運営する。

韓国政府は研究や教育が円滑に行われるよう、施設・予算・人材などを提供する。一方、ユネスコからは専門家派遣、職員交流などを支援する。

外交部の関係者は「『I-WSSMセンター』の設立と運用によりユネスコとの協力をさらに発展させながら水安保と持続可能な水資源管理における韓国の技術と経験を国際社会と共有していく」とこれからの方向について説明した。

コリアネット ソン・ジエ記者
写真 ユネスコ大韓民国政府代表部
翻訳:イム・ユジン
jiae5853@korea.kr