政策

2017.06.01

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李洛淵新国務総理に任命状を授与している文在寅大統領=31日、靑瓦台



[ソン・ジエ、キム・ヨンア]
[写真=靑瓦台]

「有能な内閣、疎通の内閣、統合の内閣」。李洛淵(イ・ナクヨン)氏が31日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領から任命状を受け、初代国務総理として就任した。

李国務総理は就任式で、「韓国の内閣も「内閣らしい内閣」にならなければならない」とし、「「内閣らしい内閣」は有能で、疎通し、統合する内閣」と強調した。また李国務総理は、「有能・疎通・統合の内閣」を作るために「一番身近な国務総理」、「一番謙虚な国務総理」、「一番公定な国務総理」になると約束した。

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李洛淵新国務総理(左から2番人)や参謀らと会話を交している文在寅大統領(右)=31日、靑瓦台



李総理は、「過去の失敗と現在の問題を解決し、未来の課題に備えることに有能ではなければならない」と、「大韓民国の過去と現在と未来を常に考えて、問題の解決に「一番身近な総理」になりたい」と述べた。また、孟子の句である「視民如傷」を引用した李総理は、「「傷ついた民を見るように慈しみの心で民を見る」という意味と同じに、もっと低い姿勢で国民と疏通する「一番謙虚な総理」になりたい」と付け加えた。

「理念と地域と世代を包括して、国民のために奉仕する内閣ではなければならない」と強調した李総理は、「私が国務総理の重責を引き受けたことも蕩平(とうへい、公定な方針)の結果」とし、「私から蕩平を実践して「一番公正な総理」になりたい」と明らかにした。

文在寅大統領は李総理に任命状を授与して、「国民の生活と日常的行政は総理が最終責任者という心掛けで仕事をしてほしい」とし、「「民生総理」、「葛藤解決総理」、「現場総理」と呼ばれるほど国民の懸案を考えてほしい」と要請した。李国務総理は「国民から「問題がある所に総理もいる」という信頼を得るよう努力する」と答えた。

kimya124@korea.kr