政策

2018.03.26

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アラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子と握手を交わしている文在寅大統領(左)=25日、アラブ首長国連邦・アブダビ



[ソン・ジエ、キム・ウニョン]
[写真=青瓦台]

アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日、アブダビ首長国のムハンマド皇太子と会談し、2009年に構築された両国関係を「戦略的パートナー関係」から「特別戦略的パートナー関係」に格上げすることで合意した。

両首脳は、外交・国防・教育・医療など多様な分野での実質的な協力を拡大することで合意した。

そのため、「外交・国防次官級協議体の新設」「経済共同委員会の定例化」などを通じて両国間の懸案事項を協議することにした。

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2020ドバイエキスポ参加契約書を交換している産業通商資源部の白雲揆長官(左)=25日、アラブ首長国連邦・アブダビ



文大統領は「特別戦略的パートナー関係を構築するのは、中東の国では初めて」とし、「両国関係が多様な分野で拡大されるよう協力して欲しい」と呼びかけた。

これに対して、アブダビ首長国のムハンマド皇太子は「両国関係が一層発展できることを確信する」とし、「これからの両国関係に注目したい」と話した。

この日、科学・情報通信技術(ICT)協力や中小企業・革新、再生可能エネルギー・エネルギー新産業協力、特許行政業務自立化支援、2020年ドバイ国際博覧会参加契約の5件の了解覚書(MOU)を締結した。

その後、文大統領は、UAEの高官級人事と出会って韓国とUAEの原子力・エネルギー分野における実質的な協力増進方案について議論した。

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UAEの高官級人事と接見している文在寅大統領=25日、アラブ首長国連邦・アブダビ



eykim86@korea.kr