発言する尹錫悦大統領=15日、青瓦台、聯合ニュース
[イ・ギョンミ]
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は読売新聞のインタビューに応じ、「両国関係の正常化は、両国共通の利益に合致するだけでなく、国際社会に対しても非常に肯定的なシグナルになると期待している」と述べた。
同インタビュー記事は15日に掲載され、尹大統領はインタビューの中で「日本訪問は、韓日関係に照らして、一つの大きな進展であり、成果だ」と話した。
「韓国と日本は、国際社会で重みのある国家として、多くの国と経済・安全保障・科学技術などの課題において協力関係を結んでいる」とし、「悪化している韓日関係を正常化させることは、大統領選挙で国民に約束した公約だ」と述べた。
強制徴用の解決をめぐる韓国政府の対応に反発が強く、日本では懸念の声があるということに対し、「後に求償権の行使にならないような解決策を考えた」とし、「その部分は心配に及ばないと判断している」と明かした。
今回のインタビューは、尹大統領の執務室で約1時間20分にわたり行われた。老川祥一・読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆代理が尹大統領をインタビューした。読売は、尹大統領と韓日関係について、1面のトップ記事をはじめ9面にわたって詳しく報じた。
読売新聞のインタビューに応じた尹大統領=読売新聞ホームページキャプチャー