政策

2023.12.07

釜山港国際展示コンベンションセンターで開かれた「釜山市民の夢と挑戦」という激励の懇談会で発言する尹大統領=6日、釜山東区、 聯合ニュース

釜山港国際展示コンベンションセンターで開かれた「釜山市民の夢と挑戦」という激励の懇談会で発言する尹大統領=6日、釜山東区、 聯合ニュース


[アメフトジャノバ・アイスル]

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が6日、「2030世界国際博覧会(万博)の誘致が、釜山のグローバル拠点化と南部圏の拠点化に向けたものであっただけに、万博のために推進した地域懸案事業は引き続き完璧に進める」と明らかにした。

尹大統領はこの日、釜山(プサン)東区にある釜山港国際展示コンベンションセンター(BPEX)で開かれた「釜山市民の夢と挑戦」という激励の懇談会で、釜山のグローバル拠点化に向けた強い意志を表明した。

先月29日、2030釜山万博の誘致に失敗してから1週間後に釜山を訪れた尹大統領は、「今回の万博の誘致は果たせなかったが、世界180のBIE加盟国に釜山を広報した。『釜山イズ・レディ(Busan is ready)』は全世界の誰もが知っているほどだ」とし、「釜山はすでにグローバルハブとして知られている」と話した。

さらに「飛躍的な成長を実現するためには、すべての国土をきめ細かく活用しなければならない」として「そのためには、釜山が南部圏の拠点都市にならなければならない」と強調した。

尹大統領は「釜山が物流と金融、デジタルと先端産業の拠点都市として名実共に発展できるように、今から制度とインフラを構築していかなければならない」として「釜山グローバルハブシティ」造成のための特別法制定、加徳(カドク)島新空港開港、韓国産業銀行の釜山への移転、北港の再開発事業などを迅速に推進すると伝えた。

また「このようなインフラの構築は、釜山だけのためではない。釜山を軸にして嶺南・湖南・南部圏の発展を推進し、国土の均衡ある発展を実現することが、韓国経済の跳躍につながる」とし「釜山は再び始まる」と付け加えた。

aisylu@korea.kr