写真は、山積みになっているプラスチックごみ=アイクリックアート(上記の写真は著作権法に基づき無断転載及び再配布を禁じます)
[コ・ヒョンチョン]
国連の公式記念日である「世界環境デー」(6月5日)の記念イベント行事が、28年ぶりに韓国で開催される。今年のテーマは、「プラスチック汚染をなくそう」
韓国政府は、世界環境の日を迎え、プラスチック汚染問題への対応として、国際協力モデルを公開する。さらに、循環経済への転換に向けた「オーダーメイド型の多者協力体系」を本格的に推進する。
環境部は5日、世界環境デーを迎え、4日から13日まで済州(チェジュ)とソウルで記念イベントを開催すると3日、明らかにした。記念式典は5日、済州・西帰浦(ソグィポ)市にある済州国際コンベンションセンターで行われる。
スローガンである、「みんなの挑戦、みんなで行動」は、プラスチックをめぐる問題は、全人類が共に取り組まなければならないことを示している。
記念式典では国際社会に向けて、「循環経済のための行動構想、エースイニシアチブ(ACE、Action for Circular Economy Initiative)」を公式発表する。従来の協力事業とは異なり、プラスチック汚染をめぐる複合的な原因を診断し、オーダーメイド型の解決策を模索するという新しい形の国際協力事業である。
国連環境計画(UNEP)、世界自然保全連盟(IUCN)、経済協力開発機構(OECD)などの国際機関をはじめ、ラオス、バングラデシュ、日本などの20カ国の高位級代表団や駐韓大使、市民社会、産業界、学界、青年代表など、1300人余りが参加する。
記念式典は、環境部とUNEPの公式ユーチューブで午後2時から生中継される。
hjkoh@korea.kr