「第28回国際放送・音響気機器・照明機器展示会(KOBA2018)」で一人放送体験をする来場客たち=16日、ソウルCOEX
[ユン・ソジョン、キム・ウニョン]
[写真=キム・シュンジュ]
ユーチューブやインスタグラムなどのSNSを通じて、料理・ゲーム・ファッションなどの様々なコンテンツを発信する一人メディアが注目を集めている。
「第28回国際放送・音響気機器・照明機器展示会(KOBA2018)」が15日から18日まで、ソウルCOEXで開かれた。テーマは「メディア、全てを繋ぐ」。32カ国927社は同展示会に参加し、最新の放送・通信融合技術や装備を披露する。
特に、来場客の目を引いたのは、一人メディア特別館。10代の中高校生から70代前後の方まで、幅広い層から関心が寄せられた。
来場客は、一人放送専用のスタジオでコンテンツを制作したり、カメラやマイクなどの装備を体験した。
ユーチューブの映像製作者として12年間活動している金敬淑(キム・ギョンスク)氏は「スマートフォンの普及に伴い、一人放送時代が訪れた」とし、「コンテンツが映像中心に変わり、ブロガーも映像制作に注力している」と話した。
一人放送が拡大していることについて、金氏は「韓国デジタルコンテンツクリエイター協会(KODICC)によると、約1500人がブログや映像創作者に登録されていて、 年齢層も幅広い」と説明し、「今年は、日本・中国などの外国人も注目している」と付け加えた。
2008年からユーチューブで活動している李尙根(イ・サングン)氏は、放送装備や技術の発達につれ、1人放送が拡大していると話した。李氏は「過去に比べて、映像や技術装備の品質が良くなり、使いやすくなった」とし、「パソコンでも映像編集が簡単に出来る」と話した。
文化コンテンツ学科に在学中の金東炫(キム・ドンヒョン)氏は、「一人放送に興味が沸いた」とし、「一人メディアスタジオにあった映像制作が印象深かった。特に、自動的に(人の)顔を認識して、揺れないよう写真を撮るオズモカメラが記憶に残る」と話した。
「第28回国際放送・音響気機器・照明機器展示会(KOBA2018)」での来場客たち=16日、ソウルCOEX
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