社会

2017.07.27

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トリのキャラクターが描かれたTシャツを渡される文在寅大統領(左)=26日、青瓦台



[ソン・ジエ、イ・ギョンミ]
[写真=青瓦台]

捨て犬「トリ」が韓国の「ファーストドッグ」となった。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日、青瓦台(大統領府)の前で動物保護団体の関係者と会い、黒い雑種の犬「トリ」を引き取り、飼い始めた。

4歳のトリは2015年、京畿道(キョンギド)の廃家から救出され、飼い主を探していた。文大統領は大統領選当時、当選すればトリの里親になると約束した。

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動物保護団体の代表から犬に関する説明を聞く文在寅大統領(左)=26日、青瓦台



文大統領は、トリが描かれたTシャツ・額縁・飼料などを渡され、「ペットを飼う人が1千万人を超えた」とし、「人とペットが共存し、共に幸せになる社会にならなければならない」と語った。また、「捨てられた動物も社会全体が世話をし、関心を持たなければならない」と付け加えた。

トリを含め、文大統領のペットは3匹に増えた。5月には、慶尙南道(キョンサンナムド)の自宅で飼っていた猫と犬を連れてきた。

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引き取った犬を抱いて微笑む文在寅大統領=26日、青瓦台


km137426@korea.kr